2025.05.27

イースト決勝で20得点15リバウンド超え…ニックスのタウンズが球団史上4人目の快記録

タウンズがペイサーズとの第3戦で大活躍[写真]=Getty Images
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 ニューヨーク・ニックスカール・アンソニー・タウンズは、5月26日(現地時間25日、日付は以下同)に敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスで臨んだ「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナル第3戦で、インディアナ・ペイサーズ相手に両チーム最多の24得点15リバウンドを残してニックスのシリーズ初勝利(106-100)に大きく貢献した。

 前半途中で3ファウル、第3クォーターに4つ目をコールされ、ファウルトラブルに苦しんだタウンズは、第3クォーター終了時点で4得点と不発。チームも第2クォーター終盤で20点を追うことに。

 それでも、ニックスは20点ビハインドから踏ん張って徐々に点差を縮めていき、第4クォーターに入ってタウンズが大爆発。トップ下で3ポイントシュートを決めると、ドライブからレイアップを決め切り、鋭いアシストで味方の得点も演出。

 その後もドライブからレイアップへ持ち込み、クイックリリースで3ポイントを沈め、カッティングから強烈なダンクを炸裂させ、ステップバックから長距離砲をお見舞いするなどこのクォーターに20得点の集中砲火を見せた。

 ニックスの選手が1998年以降にプレーオフの第4クォーターだけで20得点以上を奪ったのはタウンズがフランチャイズ史上2人目。もう1人はチームメートのジェイレン・ブランソンが2024年のカンファレンス・セミファイナル第1戦でペイサーズ相手に奪っていた。

 そしてニックスの選手がプレーオフのカンファレンス決勝で20得点15リバウンド以上をマークしたのはタウンズが球団史上4人目。これまでデイブ・デバッシャーが4度、ウィリス・リードとパトリック・ユーイングがそれぞれ2度記録していた。

 213センチ112キロのビッグマンは、ポストプレー、ドライブ、ロングレンジジャンパーに3ポイントとあらゆる方法で点を奪えるだけに、28日の第4戦でもニックスを勝利へ導くことができるか目が離せない。

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