2025.05.29

高精度なショットが光ったペイサーズがニックスに勝利…イースト決勝で3勝1敗の王手

トリプルダブルをマークしたハリバートン[写真]=Getty Images
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 ニューヨーク・ニックスとインディアナ・ペイサーズによる「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナルは、第3戦でニックスが敵地でシリーズ初勝利を飾るも、ペイサーズが翌第4戦でやり返し、3勝1敗で王手をかけた。

 5月28日(現地時間27日、日付は以下同)にホームのゲインブリッジ・フィールドハウスで迎えた第4戦。ペイサーズは第1クォーターから43得点の猛攻を見せ、前半を終えて69-64と5点をリード。

 アウェーで2連勝を狙ったニックスは、ジェイレン・ブランソンが31得点5アシスト2スティール、カール・アンソニー・タウンズが24得点12リバウンド、OG・アヌノビーが22得点3スティール2ブロック、ミケル・ブリッジズが17得点、ベンチスタートのジョシュ・ハートが12得点11リバウンドと奮戦も、ペイサーズに約43分間もリードを許すことに。

 ペイサーズはファストブレイクの得点で22-9とニックスを圧倒するなどフレッシュな足で相手をかき回し、最終スコア130-121で勝利。チーム全体でフィールドゴール成功率51.1パーセント(45/88)、3ポイントシュート成功率40.6パーセント(13/32)と高精度なショットが光った。

 そのペイサーズを引っ張ったタイリース・ハリバートンは、32得点12リバウンド15アシストのトリプルダブルに4スティール、ターンオーバー0と申し分ないパフォーマンスで勝利の立役者となった。

 さらにパスカル・シアカムが30得点5リバウンド、ベンチスタートのベネディクト・マサリンが12分29秒のプレータイムながら圧巻の20得点、アーロン・ニスミスが16得点2スティール、マイルズ・ターナーが13得点3ブロックをマーク。

 2000年を最後に遠ざかっていたNBAファイナルまであと1勝としたペイサーズは、敵地マディソン・スクエア・ガーデンで開催される30日の第5戦でシリーズ決着を狙う。1勝3敗で追い込まれたニックスが、ホームでシリーズを引き延ばすことができるのか。ファイナル進出をかけた重要な一戦は必見だ。

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