2025.08.08
NBAは7月下旬にサマーリーグも終了し、本格的なオフシーズンへ突入した。これまでドラフトやトレード、FA(フリーエージェント)戦線で各チームが動きを見せており、戦力増強に成功したチームも複数ある。
そうした中、『NBA.com』は8月6日(現地時間5日、日付は以下同)にオフシーズンのパワーランキング、ウェスタン・カンファレンス版を更新。10月22日の2025-26レギュラーシーズン開幕まで約2カ月半の時点で、最新版の戦力ランキングが公開された。
トップは昨シーズンの王者オクラホマシティ・サンダー。MVPのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)率いるチームは、オフの補強こそほぼ皆無も、優勝した主要メンバーが契約下におり、リーグを制した自信を得たことで優勝候補筆頭となっている。
続いて2位にランクインしたのはデンバー・ナゲッツ。MVP投票で2位に入ったニコラ・ヨキッチ擁するチームは、オフにキャメロン・ジョンソンやヨナス・バランチュナスら即戦力を加えて選手層の厚みが増した。「NBAプレーオフ2025」のカンファレンス・セミファイナルでサンダー相手に最終第7戦まで競い合ったナゲッツが、現時点では対抗馬と言えるだろう。

レブロン(左)擁するレイカーズは6位、レナード(右)が所属するクリッパーズは5位に[写真]=Getty Images
ウェストの3位から5位はヒューストン・ロケッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ロサンゼルス・クリッパーズ。ロケッツは大型トレードでケビン・デュラントらを加え、ウルブズはジュリアス・ランドルとナズ・リードをキープして戦力維持に成功。カワイ・レナードとジェームズ・ハーデンが主軸を務めるクリッパーズはブラッドリー・ビール、ジョン・コリンズ、クリス・ポール、ブルック・ロペスらベテランをロスターに加えた。
また、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズは6位。レブロン・ジェームズがプレーヤーオプション行使で残留し、ルカ・ドンチッチと延長契約を結んだほか、ディアンドレ・エイトンとマーカス・スマートらを獲得。
6日に更新された、オフシーズンのパワーランキングは下記のとおり。今シーズンも、有力チームがそろうウェストは大混戦になりそうだ。
※カッコ内の順位と戦績は2024-25レギュラーシーズンのもの、%=パーセント
1位.オクラホマシティ・サンダー(1位/68勝14敗/勝率82.9%)
2位.デンバー・ナゲッツ(4位/50勝32敗/勝率61.0%)
3位.ヒューストン・ロケッツ(2位/52勝30敗/勝率63.4%)
4位.ミネソタ・ティンバーウルブズ(6位/49勝33敗/勝率59.8%)
5位.ロサンゼルス・クリッパーズ(5位/50勝32敗/勝率61.0%)
6位.ロサンゼルス・レイカーズ(3位/50勝32敗/勝率61.0%)
7位.ゴールデンステイト・ウォリアーズ(7位/48勝34敗/勝率58.5%)
8位.ダラス・マーベリックス(10位/39勝43敗/勝率47.6%)
9位.メンフィス・グリズリーズ(8位/48勝34敗/勝率58.5%)
10位.サンアントニオ・スパーズ(13位/34勝48敗/勝率41.5%)
11位.ポートランド・トレイルブレイザーズ(12位/36勝46敗/勝率43.9%)
12位.サクラメント・キングス(9位/40勝42敗/勝率48.8%)
13位.フェニックス・サンズ(11位/36勝46敗/勝率43.9%)
14位.ニューオーリンズ・ペリカンズ(14位/21勝61敗/勝率25.6%)
15位.ユタ・ジャズ(15位/17勝65敗/勝率20.7%)
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