2025.10.22

延長契約で合意ならず…ペイサーズのマサリンやピストンズのアイビーらが来夏制限付きFAへ

今季は先発起用が期待されているマサリン[写真]=Getty Images
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 10月21日(現地時間20日)。2022年のドラフト指名組は、所属チームとルーキースケールの延長契約を結ぶ期限を迎え、この日を終えて1巡目指名された計9選手が延長契約を締結または合意と報じられた。

 そのうち、1巡目1位指名のパオロ・バンケロ(オーランド・マジック)、同2位指名のチェット・ホルムグレン、同12位指名のジェイレン・ウィリアムズ(いずれもオクラホマシティ・サンダー)の3選手が、マックス額となる5年2億4100万ドル(約363億9100万円)で巨額な延長契約を結ぶことに成功。

 その一方で、延長契約を結ぶことができなかった選手たちもいる。彼らは今シーズン終了後の2026年夏に、制限付きFA(フリーエージェント)となる。

 上位指名選手では、1巡目5位指名のジェイデン・アイビー(デトロイト・ピストンズ)や同6位指名のベネディクト・マサリン(インディアナ・ペイサーズ)、同9位指名のジェレミー・ソーハン(サンアントニオ・スパーズ)といった選手たちが挙がる。

 また、1巡目13位指名でキャリア平均11.5得点10.2リバウンドの“ダブルダブル”を誇るジェイレン・デューレン(ピストンズ)、同17位指名でヒューストン・ロケッツのローテーションメンバーに入るタリ・イーソン、同22位指名でキャリア平均9.4得点9.2リバウンドを残すウォーカー・ケスラー(ユタ・ジャズ)も延長契約合意に達することができず、制限付きFAとして来夏を迎えることに。

 なかでも、右ヒザ手術のため序盤戦を欠場するガードのアイビーとセンターのデューレンによるピストンズデュオ、ペイサーズのマサリン、ジャズのケスラーはスターターを務めることが予想されているだけに、彼らが今シーズンにブレイクして来夏に高額契約を結ぶことができるか注目したいところだ。

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