2025.10.16
10月16日(現地時間15日、日付は以下同)。サクラメント・キングスのキーガン・マレーが、5年1億4000万ドル(約210億円)の延長契約に合意したと代理人が『ESPN』へ伝えた。
2022年のドラフト1巡目4位でキングスから指名されたマレーは、203センチ97キロのフォワード。昨シーズンまでのキャリア3シーズンで、レギュラーシーズン計233試合へ出場し、平均32.5分13.3得点5.6リバウンド1.4アシスト0.9スティール0.7ブロックに3ポイントシュート成功率37.2パーセント(平均2.3本成功)を記録。
キャリア1年目の2022-23シーズンにルーキーとしてNBA歴代最多記録となる3ポイント成功数206本を残した男は、キャリア2年目の2023年12月17日のユタ・ジャズ戦でいずれも自己最多となる3ポイント成功12本、47得点をマーク。
昨シーズンは平均12.4得点6.7リバウンド1.4アシスト0.8スティール0.9ブロックと、得点面こそダウンしたが、ディフェンス面の評価を高めていて、キングス不動の先発フォワードとしての地位を確立した。
同メディアによると、この3シーズンで3ポイント成功500本、150スティール、150ブロックをクリアしたのはアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)とマレーのみ。さらに、キャリア最初の3シーズンで、いずれも150本以上の3ポイントを沈めているマレーは、NBA歴代7人目の選手となっている。
2022年のドラフト指名組は、今月21日まで所属チームとルーキースケールの延長契約を結ぶことが可能で、締結できなければ今シーズン終了後(2026年夏)に制限付きFA(フリーエージェント)になる。
16日の時点で延長契約合意と報じられているのは1巡目1位指名のパオロ・バンケロ(オーランド・マジック)、同2位指名のチェット・ホルムグレン、同12位指名のジェイレン・ウィリアムズ(いずれもオクラホマシティ・サンダー)、同3位指名のジャバリ・スミスJr.(ヒューストン・ロケッツ)、同27位指名のニコラ・ヨビッチ(マイアミ・ヒート)とマレーの6選手。
なお、マレーは13日に左手親指の尺側側副靱帯を断裂し、手術を受けるため4~6週間後に再評価するとキングスが発表しているため、今シーズン開幕から少なくとも10試合を欠場することとなる。
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