2025.10.22

NBA史上わずか6度目…ロケッツとサンダーによる開幕初日の一戦が2度の延長に

サンダーを勝利へ導いたSGA[写真]=Getty Images
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 10月22日(現地時間21日、日付は以下同)。昨シーズンの王者オクラホマシティ・サンダーは、ホームのペイコム・センターでチャンピオンシップリングのセレモニーを開催し、ヒューストン・ロケッツとの2025-26レギュラーシーズン開幕戦に臨んだ。

 サンダーはオフに右手首の手術を受けたオールスターのジェイレン・ウィリアムズが回復中のため欠場する中、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以降SGA)とチェット・ホルムグレンを中心に戦った。

 試合は第4クォーター残り9.5秒にケビン・デュラントがフリースロー2投中1本を決め、アウェーのロケッツが2点をリード。するとサンダーはSGAが残り2.6秒にプルアップジャンパーを放り込んで延長に持ち込む。

 サンダーはホルムグレンとSGAの3ポイントシュートで6点をリードするも、アルペレン・シェングンを中心にロケッツの反撃に遭い、残り8.8秒で同点に追いつかれた。逆転勝利をかけてSGAが終盤に放ったショットをタリ・イーソンがブロックしたことで2度目の延長に。

 2度目の延長ではロケッツが先制してリードを保持していたが、残り1分32秒にケイソン・ウォーレスの長距離砲でサンダーが逆転。その後もリードが入れ替わる中、残り2.3秒にSGAがデュラントのファウルを誘い、ファウルアウトへ追い込む。そして昨シーズンのMVPがフリースロー2本を決めて、サンダーが最終スコア125-124で勝利を飾った。

 サンダーではSGAが35得点5リバウンド5アシスト2スティール2ブロック、ホルムグレンが28得点7リバウンド、エイジェイ・ミッチェルが16得点、ウォーレスが14得点7リバウンド5アシスト4スティール、アーロン・ウィギンズが10得点を記録。

 対するロケッツは、シェングンがゲームハイの39得点に11リバウンド7アシスト2スティール、デュラントが23得点9リバウンド3アシスト、アメン・トンプソンが18得点4リバウンド5アシスト、ジャバリ・スミスJr.が16得点5リバウンド、スティーブン・アダムズが13リバウンド3アシストを残した。

 『NBA PR』によると、レギュラーシーズンの開幕初日に2度の延長までもつれたのはNBA史上6度目。直近ではダラス・マーベリックスがフェニックス・サンズに勝利した2005年11月2日以来、実に20年ぶりの珍事となった。

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