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昨季の新人王ビクター・ウェンバンヤマが約11キロの増量に成功して2年目に臨む

キャリア2年目を迎えたウェンバンヤマ[写真]=Getty Images
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 昨年のドラフト全体1位でサンアントニオ・スパーズから指名されたビクター・ウェンバンヤマは、2023-24シーズンに71試合へ出場し、平均29.7分21.4得点10.6リバウンド3.9アシスト1.2スティールにリーグトップの3.6ブロックをマークした。

 新人王とオールルーキーファーストチームに加え、ルーキーとしてはNBA史上初のオールディフェンシブファーストチームに選ばれ、最優秀守備選手賞(DPOY)の投票でも2位に入るなど強烈なインパクトを残した。

 今夏はフランス代表としてパリオリンピックにも出場し、充実のオフを過ごした20歳のウェンバンヤマが、キャリア2年目を迎える。

 今オフにスパーズはトレードとFA(フリーエージェント)戦線で司令塔のクリス・ポール、フォワードのハリソン・バーンズという2人のベテランを補強。ポール、デビン・バセル、バーンズ、ジェレミー・ソーハンにウェンバンヤマで先発陣を形成して新シーズンへ臨む。

 昨シーズンをウェスタン・カンファレンス14位の22勝60敗で終えたスパーズは、現在5シーズン連続でプレーオフ出場を逃している。だが10月1日(現地時間9月30日、日付は以下同)のメディアデーで、ウェンバンヤマは「昨年の僕らが期待していたのは、学んで自分たちのことを知ることだった。(けど)今年は勝利していくことを期待している」と意気込んでいた。

 スパーズは8日からプレシーズンゲーム計5試合が組まれていて、25日にダラス・マーベリックスとのレギュラーシーズン開幕戦を迎える。

 今シーズンも大車輪の活躍が期待されているウェンバンヤマについて注目したいのはその体重。昨シーズンの登録は210ポンド(95キロ)だったのだが、今年のメディアデーでスパーズが235ポンド(106キロ)に登録。約11キロの増量に成功したことになる。

 ウェストは今シーズンも大混戦の様相ながら、スパーズが6シーズンぶりのプレーオフ返り咲きを飾るためには、ウェンバンヤマの大活躍が不可欠なだけに、2年目に臨むビッグマンのパフォーマンスは必見だ。

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