2021.11.18

来年のドラフト上位指名候補のパオロ・バンケロ、飲酒運転の幇助で起訴される

デューク大学で主力としてプレーするパオロ・バンケロ[写真]=Getty Images
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 11月17日(現地時間16日、日付は以下同)、デューク大学のマイケル・サバリーノが飲酒運転で、パオロ・バンケロが飲酒運転の幇助で刑事告発されたと『ESPN』が報じた。

 同メディアによると、サバリーノはノースカロライナ州で一時停止の標識を無視したとして警察に呼び止められ、その後アルコール検査を行ったところ血中アルコール濃度が0.08パーセントと検知されたという。これはノースカロライナ州では飲酒運転にあたるため、逮捕された。また、この車に同乗していたバンケロは逮捕されなかったものの、飲酒運転の幇助にあたるとして起訴されたという。

 サバリーノは、同大学で長らくヘッドコーチを務めるマイク・シャシェフスキー氏の孫にあたり、昨シーズンは2試合、今シーズンは1試合に出場している。208センチ113キロで主にパワーフォワードを務めるバンケロは、高い身体能力と華麗なステップワークを売りとしており、デューク大学では主力としてプレー。今シーズンは4試合で平均29.0分17.0得点8.5リバウンドを挙げ、2022年のNBAドラフトで上位指名が予想されている。

 シャシェフスキーHCはメディアに対し、「違反があったので処分した」と語ったが、処分の内容は明らかにしていない。バンケロの裁判は12月9日、サバリーノの裁判は同10日に行われるとのことだが、判決の内容によって両選手へ厳しい処分が下されるだろう。

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