2024.02.02

ネブラスカ大が格上相手にまた金星…富永啓生はバースデー3P不発も名門撃破

ネブラスカ大の富永啓生[写真]=GettyImages
バスケ情報専門サイト

 2月2日(現地時間1日)、NCAAディビジョン1の2023-24シーズン公式戦が行われ、バスケットボール男子日本代表富永啓生が所属するネブラスカ大学が、AP全米ランキング6位の名門・ウィスコンシン大学に80-72で勝利した。

 ネブラスカ大は試合開始10分で最大19点差を追いかける苦しい展開を強いられ、27-43の大量ビハインドで前半終了。富永もわずか2得点と抑え込まれた。それでも、ハーフタイム明けの後半10分で1点差まで追い上げる猛追を見せると、試合時間残り25秒でついに逆転。最後は土壇場で追いつかれオーバータイムに持ち込まれたが、ホームアリーナに駆けつけた大観衆のサポートも受け、ラスト5分で13-5と突き放した。

 現地時間1日に23歳の誕生日を迎えた富永にとっては、大学ラストイヤーのバースデーゲームだったが、この日は19分の出場で2得点止まり。3ポイントシュート4本すべて外すなど不発で、勝負がかかるオーバータイムでのプレータイムもなかった。

 それでも、地元ファンは全米1位のパデュー大学を破った10日の試合同様、勝利と同時にホームコートになだれ込みお祭り騒ぎ。エース不発も今シーズン15勝6敗とし、名門撃破の歓喜に酔いしれた。