2024.10.12
FIBAは8月14日、アメリカ代表(FIBAランキング1位)の8連覇で閉幕した「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の女子バスケットボール競技において目覚ましい活躍を披露した選手5名を紹介した。
最初にピックアップされたのは、今大会でベスト4入りを果たしたベルギー代表(FIBAランキング6位)のイリース・ラメット。今大会の6試合で平均7.2得点1.8リバウンド3.7アシストを記録したポイントガードは、準々決勝・準決勝で見せたパフォーマンスが高く評価された模様。3位決定戦では無得点と調子を落としたが、大会を通して“縁の下の力持ち”の役割を遂行した。
続いて、銅メダルに輝いたオーストラリア(同3位)からはジェイド・メルボルンとアラナ・スミスの2名が選出。今大会のライジングスターに選ばれたメルボルンはグループステージこそ不調にあえいだが、セルビア代表(同10位)との準決勝では18得点4リバウンド5アシスト2スティールの大活躍を見せた。FIBAはメンタルの強さも評価し、今後の10年をリードする選手になると太鼓判を押している。
また、スミスは平均エフィシエンシーでチームトップの15.8を記録。同11.5得点8.0リバウンドと主要スタッツでの貢献度も高く、意欲的なプレーとフィジカルの強さが魅力的な選手とFIBAはコメントした。
今大会を10位で終えたプエルトリコ代表(同11位)のトリニティ・サンアントニオも、ブレイクを起こした選手の1人に。20歳ながらチームの主力として活躍し、グループステージでの3試合では平均7.3得点3.7リバウンド2.0アシストを記録。同3.0スティールは出場選手でトップの数字となり、FIBAは「今後の代表を担う存在」と期待の眼差しを向けている。
そして、ドイツ代表(同19位)からはパワーフォワードのニアラ・サバリーが選出された。負傷のため大会中は2度の出場に限られたが、グループ初戦のベルギー戦では16得点5リバウンドで金星の立役者となり、準々決勝のフランス戦でも20得点13リバウンドの大暴れ。姉のサトウ・サバリーとともに、ドイツのリーダー的存在になるとFIBAは話している。
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