2019.09.04

トルコ、アメリカを追い詰めるもあと1点届かず…延長戦の末に敗れ初黒星

両チームトップの23得点を挙げたエルサン・イルヤソバ[写真]=fiba.com
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 9月3日、中国で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の1次ラウンド第2戦が行われ、日本代表(FIBAランキング48位)と同組のグループEではトルコ代表(同17位)がアメリカ代表(同1位)と対戦した。

 第1クォーターで21-26とされたトルコだったが、次の10分間は同点で終了。42-47の5点ビハインドで試合を折り返した。第3クォーターも互角の展開。しかし、ジェド・オスマンを中心にこの10分間を19-18とした。

 第4クォーター、5点ビハインドの残り1分52秒からスコッティ・ウィルベキンの3ポイント、エルサン・イルヤソバのレイアップで79-79とする。同12秒には逆転に成功して2点リードしたが、同クォーター終了間際にジェイソン・テイタムが放った3ポイントをファウルで止めてしまう。しかし、これで与えたフリースローをテイタムが1本外し、試合は81-81で延長戦へ突入した。

 5分間のオーバータイムは開始から点を取り合いとなり、試合終了残り8秒で92-91。ここでオスマンが2本のフリースローを得たが、得点につなげられず。すると同2秒、逆にアメリカにフリースローを与え、これをクリス・ミドルトンが2本とも決めて92-93。これが決勝点となり、アメリカが辛くも2連勝をマークした。

■試合結果
アメリカ 93-92 トルコ
USA|26|21|18|16|12|=93
TUR|21|21|19|20|11|=92

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