2019.09.10

アルゼンチン、ベスト4一番乗り…FIBAランク4位のセルビアを撃破

アシストだけでなく得点面でも貢献したファクンド・カンパッツォ [写真]=fiba.com
バスケ情報専門サイト

 9月10日、中国で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の決勝ラウンドがスタート。クォーターファイナルでアルゼンチン代表(FIBAランキング5位)がセルビア代表(同4位)と対戦した。

 試合序盤からファウルがかさむアルゼンチンだったが、ファクンド・カンパッツォの多彩なアシストからパトリシオ・ガリーノやガブリエル・デックなどがシュートを成功。第1クォーターで25-23とリードを奪うと、続く第2クォーターはニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)やネマニャ・ビエリツァ(サクラメント・キングス)を中心とした相手に対し、54-49と点差を広げた。

 第3クォーターは開始早々にボグダン・ボグダノビッチ(キングス)に3ポイントを許すなど18失点。攻めてはわずか14得点しか奪えず、68-67と詰め寄られた。開始19秒に試合をひっくり返された第4クォーターは、ガリーノとカンパッツォの3ポイントですぐさま逆転。その後はリードを許さず、最終スコア97-87で勝利を収め、セミファイナルに駒を進めた。

 アルゼンチンはカンパッツォが18得点6リバウンド12アシスト3スティールを挙げ、スコラはチーム最多20得点の活躍を見せた。

■試合結果
アルゼンチン 97-87 セルビア
ARG|25|29|14|29|=97
SRB|23|26|18|20|=87