2022.12.12

W杯2023でスロベニア代表が日本会場に参戦…沖縄アリーナにルカ・ドンチッチが登場

スロベニア代表のエースとして、来年のワールドカップへの出場を表明しているドンチッチ[写真]=Getty Images
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 12月12日、国際バスケットボール連盟(FIBA)は2023年8月にフィリピン、インドネシア、日本の3カ国にて開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」において、世界ランキング7位のスロベニア代表が沖縄アリーナでの日本ラウンド(沖縄グループステージ)に出場することを発表した。

 スロベニアはNBAのスター選手であるルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)を擁する強豪であり、2021年開催の東京オリンピックでは同選手がオリンピック歴代2位タイとなる1試合48得点を挙げる活躍を見せると、オリンピック初出場ながらベスト4入りの大躍進を遂げた。なお、ドンチッチは先月、同国バスケットボール協会に対し、今大会への出場を表明している。

 FIBAはホストである3カ国とプロモーションの観点から出場国の割り振りに関する協議を重ねてきたが、グループステージに加え決勝トーナメントを開催することから優先権を与えられたフィリピン会場にアメリカ代表が、さらにインドネシア会場にはカナダ代表、日本会場にはスロベニア代表が割り振られる案が決議された。

 日本会場では、4カ国の総当たり戦を行う「1stラウンド」のうちの2グループと、同ラウンドを勝ち抜いた4カ国で競う「2ndラウンド」および「順位決定戦」が行われる。なお、今回の決定におけるスロベニア代表については、現状で日本会場で行われる2グループのいずれかに属することが決定したのみであり、日本と同一グループに入ることが決定したわけではないとのこと。

 全出場国のグループ割り振りについては、2023年4月29日にフイリピン・マニラで行われる抽選会で決定。抽選会の抽選方法や各種規定は2月に開催される「FIBAワールドカップ予選Window6」終了後、出場全32カ国が決定したのちにFIBAより正式に発表される予定だ。

 今回のFIBAの決定により、現時点での各会場の出場国は以下のとおり。

■フィリピン会場:アメリカ(2位)、フィリピン(40位)
■インドネシア会場:カナダ(15位)
■日本会場:スロベニア(7位)、日本(38位)

※スロベニアとカナダは本戦出場決定済み。アメリカはWindow6で出場確定見込み。
※()内は2022年12月時点のFIBAランキング。

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