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8月25日に幕を開けた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。前回大会の王者であり、FIBAランキング1位のスペイン代表は3戦全勝で1次ラウンドを勝ち抜け、グループLで準々決勝の進出枠を争う。
グループLには、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーやRJ・バレットなど、NBAでも実力を発揮しているタレントが揃うカナダ代表(FIBAランキング15位)や、2023-24シーズンから日本でプレーするティム・ソアレス(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、レオナルド・メインデル(アルバルク東京)がロスター入りしているブラジル代表(同13位)が配置されている。
そして、もう1つの参加国がヨーロッパの強豪、フランス代表(同5位)を1次ラウンドで撃破したラトビア代表(同29位)。ワールドカップ初戦のレバノン代表(同43位)戦では3ポイントシュート成功率で51.4パーセント(35本中18本成功)を記録するなど、シュートの爆発力が持ち味のチームだ。
スペインのアレックス・アブリネス(元オクラホマシティ・サンダー)も脅威を感じているようで、2次ラウンドの初戦で激突するラトビアを「本当にタフな相手になる」とコメントした。大手メディア『Eurohoops』が伝えている。
「次のラウンドに向けて、かなりタフな試合が2つあり、それはフランスを破るというビッグサプライズを起こしたラトビアから始まる。彼らに勝つためには、ここまでの3試合よりも良いプレーをしないといけないね」
3ポイントシュートを戦術の軸に据えるラトビアに対し、アブリネスは自分とチームメートがやるべきこと、特にディフェンス面での働きが勝敗を左右すると分析している。
「彼らはリズムに乗っている。3ポイントシュートも多いし、素晴らしいチームだ。そして彼らはハードにプレーし、コートを広く使って走り回るよね。(僕らは)一対一のディフェンスじゃなく、チームディフェンスで助け合わないといけない。そうすれば、勝利のチャンスをつかめるはずだ」
1次ラウンドはすべて2ケタ点差をつけて勝利してきたスペイン。今大会のサプライズチームの1つであるラトビアを撃破することができれば、さらに勢いをつけることができるだろう。世界ランキング1位の意地を見せ、全力でラトビアとの試合に臨んでもらいたい。