2025.08.22

「気合いが入っていた」…セルビア代表のニコラ・ヨビッチが指揮官の前で18得点の活躍

2023年のW杯出場時のヨビッチ[写真]=Getty Images
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 8月27日(現地時間)から開幕する「FIBAユーロバスケット2025」へ向けて、出場チームが練習試合をこなす中、マイアミ・ヒートエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、ヒートでルーキーシーズンを終え、スウェーデン代表チームでプレーするペル・ラーソンをチェックするべくスウェーデンへ向かった。

 その後ヒートの指揮官はセルビアへ移動。ホームのベオグラード・アリーナで21日に行われたセルビア代表とスロベニア代表の練習試合を見ていた。セルビア代表にはニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)とボグダン・ボグダノビッチ(ロサンゼルス・クリッパーズ)、スロベニアにはルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)がいる。

 もっとも、この試合で両チーム最多得点を奪ったのはニコラ・ヨビッチだった。ヒートに所属する22歳は、19分9秒のプレータイムで18得点7リバウンド1アシスト1スティールで勝利に貢献。活躍した要因は、スポールストラHCだったと現地メディア『Mozzart Sport』へ明かしていた。

「気合いが入っていたんだ。彼はおそらく世界最高のコーチ。その人が長旅で僕を見に来てくれた。だから僕は、次のシーズンでもっと良くなれるんだと示したかったんだ」

 ヨビッチはヒートで3シーズンをプレーした208センチ94キロのフォワード。1年目は15試合、2、3年目はいずれも46試合と、ケガに苦しんできたが、昨シーズンは平均25.1分10.7得点3.9リバウンド2.8アシストと活躍。

 今シーズンも主要ローテーション入りすることが予想されているヨビッチは、優勝候補セルビアの一員としてユーロバスケットへ参戦する。国際大会で貴重な経験を積み、NBAキャリア4年目を万全のコンディションで迎えてほしいところだ。

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