2022.04.05

【三河vs島根】金丸が移籍後初の刈谷凱旋…迎える三河は角野、西田の活躍がポイント

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

シーホース三河 vs 島根スサノオマジック(@ウィングアリーナ刈谷)
4月6日19時5分

 チャンピオンシップ進出を目指すシーホース三河にとって、前節の京都ハンナリーズ戦は連勝を逃す痛い結果となった。

 1秒たりとも気の抜けない接戦となった第1戦は85-80で勝ち切り、第2戦も前半は相手を23得点に抑えるなど優位に進めたが、第4クォーターにディフェンスが乱れて35失点。角野亮伍の14得点や西田優大の17得点も実らず逆転負けを喫した。

 当面の照準はワイルドカード枠だが、次々節にはその枠を争う秋田ノーザンハピネッツ戦が控えており、それまでは星を落としたくないところだ。

 一方、島根スサノオマジックは7連勝中と好調。欠場が続いていた金丸晃輔が3月30日の三遠ネオフェニックス戦で復帰を果たし、13分43秒の出場で10得点をマークした。チーム史上初のチャンピオンシップ進出へ向けマジックを「7」とする島根にとしては、今節も勝利して着実にマジックを減らしたいところだ。

 両チームは今シーズン3度対戦しているが、いずれも島根のホームだったため、金丸がウィングアリーナ刈谷に凱旋するのは今回が初めてとなる。迎え撃つ三河としては、やはり金丸対策が最大のキーポイント。マッチアップが見込まれる角野と西田がディフェンスに意識を傾けるか、あるいは負けじと得点力で応戦するか、戦略によって試合展開も変わってきそうだ。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
ジョナサン・オクテウス ※インジュアリーリスト
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
長野誠史
アンソニー・ローレンスII
山本浩太
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

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