2022.04.05

【名古屋D vs 大阪】CS進出へ白星が欲しい名古屋D、クラーク不在の穴を埋められるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 大阪エヴェッサ(@ドルフィンズアリーナ)
4月6日19時5分

 3月は4試合が中止に追い込まれ、4勝3敗とペースダウンした名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。4月2、3日の秋田ノーザンハピネッツ戦も中止となり、チャンピオンシップ進出に向けて思ったようにギアを上げられない感がある。

 直近では3月26、27日の川崎ブレイブサンダース戦が最後となるが、第1戦では東地区の強豪相手に89-84で勝ち切った。第2戦は敗れたとはいえ、天皇杯連覇で勢いづく川崎に土をつけたことは前向きに受け止められる。

 3月を5勝4敗と勝ち越して終えた大阪エヴェッサは、12試合というタフな日程が待ち受けている4月も三遠ネオフェニックスを退けて連勝スタートを切った。

 第1戦は第1クォーターに34-13と相手の出鼻をくじき、終始優位な展開で98-80と快勝。第2戦は約63パーセントという高いフィールドゴール成功率で108得点を積み上げた。この2戦は日本人選手の活躍が目立っており、第1戦ではエリエット・ドンリーが12得点9リバウンド、第2戦では中村浩陸が11得点5アシストをマーク。2戦合計で15得点14リバウンドを挙げた竹内譲次の貢献度も高い。

 両チームは今シーズン1度対戦しており、108-84で名古屋Dが快勝している。ただ、その試合でチーム最多の23得点を挙げたコティ・クラークが今節は出場停止となるため、不在の穴を埋めるためにもチーム全員の活躍が必要不可欠だ。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
オヴィ・ソコ
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン ※インジュアリーリスト
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定

・大阪(HC:天日謙作)
青木龍史
エリエット・ドンリー
ジャワラジョセフ
デイビッド・ドブラス
ザック・モーア
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
竹内譲次
合田怜
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン

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