2017.02.03

12年ぶりに顔を合わせる新潟と三河、記録達成が懸かる五十嵐の奮起に期待

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 NBL出身チームとの12年ぶりの対戦が5カードあった新潟アルビレックスBB。4チームとはすでに顔を合わせ、残るは今節のシーホース三河戦のみとなった。鈴木貴美一ヘッドコーチと桜木ジェイアールは当時の新潟戦を経験しており、かつて新潟でプレーした高橋マイケルは、チームメートだった庄司和広HCのバスケット観も知っているはずだ。

 新潟は前節のアウェイ戦を1勝1敗でしのいだ。初戦はクリント・チャップマンが3ポイント5本を含む27得点12リバウンド3ブロックと持ち味を発揮。翌日は、前半に3ポイント5本をすべて決めた池田雄一が負傷により後半はコートに立てず、逆転負けを喫したが、佐藤公威だけでなく遥天翼も2戦続けて得点を2ケタに乗せ、得点バランスは良い。

 三河はアルバルク東京との注目カードで、こちらも1勝1敗。第1戦で8得点に終わった金丸晃輔が、第2戦は27得点でリベンジを果たした。桜木は1戦目であわや“トリプルダブル”の活躍を見せ、比江島慎も連日の20点台と好調だ。

 今節は、五十嵐圭が通算500試合出場を達成する見込み。畠山俊樹が前節に引き続き欠場となれば、五十嵐の奮起は欠かせない。大学の1年後輩である柏木真介とのマッチアップも楽しみだ。

文=吉川哲彦

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