2017.02.03

白星遠い滋賀と秋田、ブラッキンズとラベネルの新外国籍選手がハッスルできるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 滋賀レイクスターズは横浜ビー・コルセアーズに連敗を喫し、リーグで唯一1月を白星なしで終えた。中断期間前から続く連敗は11にまで伸びている。今節は地区最下位同士、ともに意地を見せたい顔合わせだ。

 横浜戦の第1戦は2点差で敗れる手痛い黒星。第4クォーターで33得点を挙げているだけに、8得点にとどまった第3クォーターが悔やまれる。第2戦は狩野祐介が21得点、ファイ・サンバと長谷川智伸が16得点と奮闘したが、ジュリアン・マブンガが9得点、並里成が無得点に終わったのが痛かった。

 対する秋田ノーザンハピネッツも、前節は三遠ネオフェニックスに連敗。第1戦は第4クォーターに一時4点差まで追いあげたが届かず。第2戦はロースコアゲームに持ちこんで第3クォーターまでリードしながら、最終クォーターにディフェンスが崩れてしまった。

 滋賀はクレイグ・ブラッキンズ、秋田はイバン・ラベネルと、いずれも年明けに外国籍選手を加えた。5試合を消化し、個人成績は遜色ないが、ブラッキンズは未勝利、ラベネルも合流初戦で勝利した後は4連敗と、チームとして結果が出ていない。勝利への渇望をプレーで表現できるか、2人のハッスルに注目したい。

文=吉川哲彦

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