2017.02.24

滋賀がエアーズらを擁するA東京と激突、ブラッキンズの出来が勝敗を分ける

 滋賀レイクスターズが調子を上げている。100点ゲームを披露した前々節の仙台89ERS戦に続き、前節は大阪エヴェッサを撃破。それも、大阪を68点に抑える快勝だった。前半で12点差をつけると、第3クォーターにはリードを一気に21点まで伸ばした。勝利に最も貢献したのは24得点の長谷川智伸。また、普段はほとんど得点に絡まない小林遥太も8得点をマークした。並里成がここ4試合続けて1ケタ得点に終わっている中、前々節1戦目で11得点の横江豊とともにポイントガードの得点が増えると、オフェンスのバリエーションが広がるだろう。

 今節の相手はアルバルク東京。前節は新外国籍選手のジェフ・エアーズトレント・プレイステッドの登録が間に合わなかったが、東地区のライバル、栃木ブレックスと大熱戦を演じた。最後の最後で白星がこぼれ落ちたものの、田中大貴が29得点、ザック・バランスキーが16得点と、コート外でも話題を集めた2人が“本業”でしっかりと存在感をアピールした。

 2月は3勝2敗とはいえ、滋賀にとってタレントぞろいのA東京は難敵であり、新外国籍選手は今節から出場可能。滋賀はクレイグ・ブラッキンズがインサイドを制圧できるかどうかが勝敗に大きく影響するだろう。

文=吉川哲彦

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