2017.05.05

三河は連勝でCSに臨みたい、勢いに乗る滋賀は自力でB1残留を決めることができるか

 シーホース三河は現時点でリーグ全体の2位。1位の川崎ブレイブサンダースには直接対決で連勝しているため、最終節で川崎が連敗し、三河が連勝して勝率で並べば三河が第1シードとなるが、このまま第2シードでのチャンピオンシップ進出となると、クォーターファイナルで千葉ジェッツと当たる可能性がある。

 京都ハンナリーズ戦は、欠場した桜木ジェイアールの代役として市岡ショーンをスターターに起用。21分の出場で得点は4点にとどまったが、7リバウンドを奪って最低限の仕事はこなした。チームも、前半の8点ビハインドを後半の54得点でひっくり返して勝利した。千葉と対戦する可能性も考慮し、最終節も連勝して良いムードでCSに入りたい。

 そして、滋賀レイクスターズは大阪エヴェッサ戦の勝利で、残留確定マジックを「1」に縮めた。第3クォーターまで必死に食らいつき、第4クォーターで攻勢に転じて逆転。好調の外国籍選手2人がともに20得点以上をマークし、長谷川智伸も16得点と見せ場を作った。

 4連勝の勢いのまま、三河に再び土をつけて自力でB1残留を決めることができるか。他チームの結果に頼ることなく、自力で決める気概を全員が共有すれば必ず達成されるだろう。

文=吉川哲彦

シーホース三河の関連記事

B1の関連記事