2018.01.18

“天皇杯ブレイク”後の先陣を飾る栃木ブレックスvs滋賀レイクスターズ

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

「第93回天皇杯・第84回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド開催による中断を挟み、待ちに待ったリーグ戦再開。その先陣を切るのは栃木ブレックスと滋賀レイクスターズの顔合わせだ。

 前節の栃木はアウェーで新潟アルビレックスBBに連勝。1戦目は前半リードを許しながらも後半に相手を26得点に封じた。2戦目は99得点を奪う快勝。喜多川修平が2戦計29得点と好調を維持し、セドリック・ボーズマンも打ったシュートをほとんど落とさなかった。また、2戦とも6個に抑えたターンオーバーは、新潟と入れ替わってリーグ最少となっている。

 滋賀は横浜ビー・コルセアーズによもやの連敗を喫した。1戦目はディフェンス、2戦目はオフェンスで第4クォーターに集中力が切れた。2戦計5本という3ポイントの不調も響いた。中断期間中にオマール・サムハンを契約解除し、田中大地も膝の回復の見込みが立たず引退が早まった。新加入のベンキー・ジョイスにかかる期待は大きい。

 昨季栃木でアシスタントコーチを務めていたショーン・デニスヘッドコーチは、初の古巣凱旋。同じく古巣凱旋となる並里成田臥勇太のマッチアップに加え、デニスHCと安齋竜三HCの駆け引きも大きな見どころだ。

文=吉川哲彦

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