2018.02.16

ディフェンスを武器とするサンロッカーズ渋谷と琉球ゴールデンキングスが開幕節以来の激突

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 開幕節で激突したサンロッカーズ渋谷琉球ゴールデンキングスが再び激突。アイラ・ブラウンが昨季のホームコートに帰ってくる。

 SR渋谷は前節、レバンガ北海道との1戦目で26点差という予想外の大敗。北海道の組織的なオフェンスに対して受け身に回ってしまい、大量90失点を喫した。スティールは13個を数えながらも得点に結びつけられなかった。しかし2戦目はディフェンスを立て直してリベンジ。1戦目で計10得点に沈んだロバート・サクレジョシュ・ハレルソンも、ともに2ケタ得点を挙げた。
 
 琉球は滋賀レイクスターズと対戦し、1戦目は第1クォーターと第3クォーターでそれぞれ相手を10点上回ったにもかかわらず、最後は4点差に迫られる冷や汗の勝利。2戦目も第4クォーターは劣勢だったが、第3クォーターまでに21点差をつけていたことで事なきを得た。前々節までの34試合で2ケタ得点が7度のみだったヒルトン・アームストロングが2戦とも2ケタ得点に乗せ、ハッサン・マーティン欠場をカバーしたことが連勝につながった。

 ポイントはやはり、両チームが重点を置くディフェンス。特に、SR渋谷が琉球のピック&ロールと3ポイントシュートをどう守るかに注目したい。

文=吉川哲彦

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