2018.05.02

地区最下位転落回避を目指す西宮ストークス、バーンズを起点に京都ハンナリーズの隙を突きたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 前節、島根スサノオマジックとの直接対決で、西宮ストークスは1戦目に前半の8点リードを第3クォーターに24点まで広げて勝利。2戦目も勝てばリーグ17位が確定するところだったが、大量92失点で黒星を喫し、対戦成績は五分ながら得失点差で下回った。残り3試合での最下位転落回避を目指す中、今節は京都ハンナリーズという厳しい相手だ。

 京都は川崎ブレイブサンダースと対戦し、1戦目は片岡大晴の18得点がチームに火をつけたが、ディフェンスでは相手の強みを消すことができず、5点差の黒星。ジュリアン・マブンガに加えてマーカス・ダブも欠場する事態に陥った2戦目は、永吉佑也がその穴を埋めるべく45秒しかベンチに下がらず、13得点11リバウンドで古巣に対抗した。同じく古巣に挑んだ晴山ケビンも8得点8リバウンドと奮起したが、チームは4点差で敗戦。粘りは見せたものの、不利を覆すまでには至らなかった。

 西宮は、外国籍選手のコンディションに難を抱える京都の隙を突きたいところ。前節で2戦とも5本の3ポイントを決めるなど、計47得点と久しぶりに本領を発揮したドゥレイロン・バーンズがチームにアドバンテージをもたらさなければならない。

文=吉川哲彦

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