2018.05.08
5月5日に東地区優勝とリーグ全体2位でのチャンピオンシップ進出を確定させた千葉ジェッツ。迎えた翌6日、西地区王者でもある琉球ゴールデンキングスとの第2戦も85-75で制し、レギュラーシーズン最終節を連勝で締めくくった。
この試合、大野篤史ヘッドコーチは「一区切りついたし、お客さんも彼がプレーする姿を見たいと思うので」と、今季限りで引退する伊藤俊亮をスターター起用。試合開始のタイミングでは初めてコートに並び立った富樫勇樹も「ファーストプレーで伊藤さんにボールを持たせるプレーをしよう」と提案したが、伊藤は「普通にやろう」と返答。伊藤は得点の役割を富樫やレオ・ライオンズに任せ、普段通りスクリーンやボックスアウトに奮闘。昨季のチームメートでもあるヒルトン・アームストロングとのマッチアップではテイクチャージも披露する。
第1クォーターを23-15とリードした千葉は、第2クォーターも持ち味の堅守速攻で得点を伸ばす。伊藤のスクリーンから石井講祐の3ポイントも生まれるなど、一時は14点をリード。琉球もハッサン・マーティンのアタックなどで追いかけるが、ファウルが混んでフリースローを与えてしまい、前半は千葉が46-35と11点差をつけた。

琉球の岸本は前半無得点にとどまった[写真]=B.LEAGUE
後半に入ると、アームストロングがオフェンスリバウンドを連発して古巣を苦しめる。琉球のディフェンスに対して千葉はパスの回りが悪くなってしまうが、小野龍猛らが1対1の強さを見せてリードをキープ。6点差に詰め寄られてもライオンズの連続得点で再び突き放し、10分を残して63-54と千葉のリードは変わらず。

第3クォーター終盤に6得点を奪ったレオ・ライオンズ[写真]=B.LEAGUE
この試合に敗れればレギュラーシーズンを4連敗で終えることになる琉球は、第4クォーターも必死に反撃。岸本隆一のドライブなどで度々詰め寄る。しかし千葉は慌てることなくその都度取り返し、常に2ポゼッション以上のリードを守り続ける。残り41秒の石井の3ポイントで10点差となり勝負あり。最後のオフェンスで富樫とのピック&ロールから狙った伊藤のシュートは外れたが、10点差のままタイムアップ。船橋アリーナを埋めた5519人の大観衆に白星を届けた。
レギュラーシーズンは終わったばかりだが、今週末には「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」が開幕。東地区でしのぎを削った川崎ブレイブサンダースとの激突に向け、大野HCは「どこが相手でも自分たちはチャレンジャー」と気を引き締める。天皇杯との2冠を目指す千葉の挑戦は、ここからが本番だ。
文=吉川哲彦
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