2018.12.11

調子上向きの両軍、秋田ノーザンハピネッツはサクレとケリーをいかに抑えられるか

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秋田ノーザンハピネッツvsサンロッカーズ渋谷(@CNAアリーナ★あきた)
12月12日19時5分

 水曜日開催となる第13節は同じ地区に所属するチーム同士の対戦。直接対決でゲーム差を広げる、または縮めるチャンスだ。東地区では、8勝13敗で5位の秋田ノーザンハピネッツが10勝11敗で4位のサンロッカーズ渋谷をホームに迎え撃つ。

 秋田は前節、京都ハンナリーズと激突。第1戦は第1クォーターに背負った5点ビハインドを第2クォーターでひっくり返し、そのまま80-71で逃げきった。総リバウンド数で38対25と優位に立ち、ゴール下を制圧した格好だ。第2戦は第3クォーターまでの11点リードを守りきれず、試合終了残り34秒の小野寺祥太のフリースローミスも痛かった。ただ、デイヴィッド・サイモンを2戦計21得点にとどめたディフェンスは、ロバート・サクレを擁するサンロッカーズ渋谷との今節にも活かせるはず。

 そのSR渋谷は第8節から8勝1敗で、目下5連勝中と調子を上げている。大阪エヴェッサとの前節は2戦とも得点が伸び悩んだものの、失点が50点、58点とディフェンス力を発揮。ライアン・ケリーが44得点24リバウンド、サクレが39得点22リバウンドとやはり外国籍選手に頼りだが、第1戦で長谷川智也が3本の3ポイントを含む今季最多の11得点を挙げたことはプラス材料である。

 第3節の前回対戦では秋田が63-58で勝利を収め、サクレを8得点、ケリーを10得点に抑えた。4勝1敗の成績を残した直近5試合のように、今節もジャスティン・キーナンカディーム・コールビーの2人だけでなく、日本人選手が体を張り、得点源になる相手外国籍選手を封じることで勝利は近づくだろう。

■ロースター
・秋田(ヘッドコーチ:ジョゼップ・クラロス・カナルス)
野本建吾
下山大地
白濱僚祐
成田正弘
下山貴裕
中山拓哉
保岡龍斗
ニカ・ウィリアムス
小野寺祥太
ジャスティン・キーナン
カディーム・コールビー
谷口大智

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー

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