2019.02.01

障がい者バスケの認知度とファン拡大を目指す『One Basketball Project』が発足

日本障がい者バスケットボール連盟が、東京パラリンピックを見据え新規事業を立ちあげた
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 2月1日、日本バスケットボール協会(JBA)の傘下団体である日本障がい者バスケットボール連盟は、新プロジェクト『One Basketball Project』 の立ちあげを発表。同日、報道陣向けに記者会見を実施した。

 同連盟はJBA協力団体である車いすバスケットボール連盟、日本車いすツインバスケットボール連盟、日本FIDバスケットボール連盟、 日本デフバスケットボール協会の4団体を総括する組織として、2018年4月25日に設立。『One Basketball Project』は、“バスケで日本を元気にする”という理念の実現を目指し、健常者のバスケだけではなく、障がい者バスケも含めたバスケットボールファミリー全体で日本スポーツを盛りあげる機運の醸成を目指すという。さらには、2020年の東京パラリンピック競技大会に向けて様々な関心が集まっている障がい者スポーツの現状を踏まえ、障がい者バスケットボール各競技種目の普及と広報活動の強化を目的とした事業展開を予定している。

 会見に登壇した日本障がい者バスケットボール連盟理事長を務める原田裕花氏は、同プロジェクトでの自身の役目について「組織運営というよりは、広告塔になって障がい者バスケットボールの普及を行っていきたい」と話し、「広く知っていただくためには、やはり広報の発信力が大切」と強調。「各団体を支援する立場として、“情報の発信”ということに重点を置いてサポートする事業として立ちあげました。障がい者バスケの魅力や情報を発信し、体験イベントなどの実施、4団体の大会結果やトピックスを発信させていただきます」と今後の具体的な活動内容を述べた。

「選手同士も、これを機に情報交換の場を増やしてほしい」とも話した原田氏

 なお、『One Basketball Project』 では、運営事務局を株式会社フロムワン(弊社)内に設置。One Basketball Projectページ(https://basketballking.jp/one-basketball)もオープンし、バスケットボールキングを活用したコンテンツ制作や発信のほか、今後はBリーグや男女日本代表のファンに対しても、車いすバスケなどの面白さを伝えるイベントなど実施していく。

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