2019.03.13

2節連続ホームで戦うサンロッカーズ渋谷、地の利を活かして再び強敵撃破なるか

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サンロッカーズ渋谷vs栃木ブレックス(@青山学院記念館)
3月13日19時5分

 中断期間を挟んで4連敗中だったサンロッカーズ渋谷は前節、ホームで中地区首位の新潟アルビレックスBBを連破し今季20勝目に到達した。第1戦では、第3クォーターに失点を14点に留めると、ライアン・ケリーがこの10分間だけで5本中4本の3ポイントを沈め突き放した。ロバート・サクレが27得点12リバウンド、ケリーが25得点と両雄がしっかりと仕事を果たし、新潟から計92得点を奪ってみせた。続く第2戦も勢いのままに第2、第3クォーターでリードを広げたSR渋谷。この日も26得点の大活躍を見せたケリーは、得点面に加えターンオーバーが2戦通じて「0」と質の高いパフォーマンスを発揮。また、杉浦佑成が9試合ぶりの2ケタ得点をマークしたほか、今季最多となる4266名のブースターが大きな後押しとなった。

 中地区首位を撃破したSR渋谷の次なる相手は、東地区2位の栃木ブレックスだ。その栃木も前節の第26節はホームでシーホース三河から2勝。第1戦目は2ポイント成功率が60.5パーセント、3ポイント成功率も44.4パーセントと高確率でネットを揺らし98-77で勝利。第2戦では、第3クォーター終了時点で相手に33点しか取られない圧巻の守備力を見せつけて快勝を収めた。同節は金丸晃輔桜木ジェイアールが欠場したものの、相手に一定のダメージを与えられたと言っていい。古巣との対戦となった比江島慎は、鵤誠司に代わりホームでは初のスターティングメンバーに名を連ね、2戦ともに11得点を記録。第2戦では両チームトップの7アシストもマークし連携の良さをアピールした。

 SR渋谷と栃木の同地区対決は今季すでに3度行っており、栃木が3連勝中。しかも3戦ともに最終的に約20点の差がついている。栃木に挑む形となるSR渋谷にとっては、前節からの勢いに加え今シーズン17勝6敗の成績を誇るホームで戦える点が最大の利点となるだろう。過去3戦では平均88失点と栃木の攻撃を防ぎきれていないだけに、失点を抑えることが勝利への大前提。その中でも、対戦した3戦でいずれも“ダブルダブル”の活躍を見せているジェフ・ギブスをどう封じこめるかが重要なポイントになるだろう。

■ロースター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔

・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
アンドリュー・ネイミック
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
山崎稜
喜多川修平
長島蓮

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