2019.03.12

今節の最注目カード、直接対決2連敗中のアルバルク東京はゴール下を制したい

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アルバルク東京vs千葉ジェッツ(@アリーナ立川立飛)
3月13日19時5分

 第22節以来の水曜日開催ゲームとなる今節、最注目カードはアルバルク東京vs千葉ジェッツの同地区対決だろう。レギュラーシーズン16試合を残して32勝12敗で地区3位のA東京は、11連勝の勢いそのままに首位チーム撃破を目指す。

 前節の三遠ネオフェニックス戦は第1戦を30点差、第2戦を24点差で、一度もリードを許さない盤石な試合運びを見せた。3ポイントシュートも40パーセント、52.9パーセントの高確率で成功。小島元基の不在を齋藤拓実がしっかりと補い、ジャワッド・ウィリアムズが12得点6リバウンド、ミルコ・ビエリツァが21得点と起用に応えた。馬場雄大田中大貴は2試合とも2ケタ得点と安定した働きぶりで、スコアこそ伸びなかったものの竹内譲次もゴール下で貢献。A東京らしいバスケットを40分間続けられている結果が、チーム記録の11連勝につながっている。

 対する千葉ジェッツは直近10試合で8勝2敗、現在4連勝中とこちらも好調だ。横浜ビー・コルセアーズとの前節第1戦は第1クォーターから34得点と自慢のオフェンス力を見せつけ、結果的に110-83で快勝した。マイケル・パーカーが27得点に加え6スティールと攻守両面で活躍し、ジョシュ・ダンカンは25分で25得点、ギャビン・エドワーズは23分で16得点7リバウンド5アシスト3ブロックを記録。17得点を挙げた富樫勇樹など日本人選手の躍動も見逃せない。最終クォーターに一時リードを奪われた第2戦は、冷や汗をかきながらも87-76で勝利。ベンチ出場の西村文男が4本の3ポイントを含む今季最多14得点でチームを救った。

 今季3度の対戦では千葉が2勝1敗。点差は「4」、「5」、「2」といずれも熱戦が繰り広げられた。直接対決2連敗中のA東京としては、ゴール下の争いを制したい。勝利した第14節第1戦では、相手の33個に対して44個とリバウンドで圧倒。相手のファストブレイクを封じ、ペイントエリアから76得点中32得点を叩きだした。勝利のカギを握るのは竹内。日本代表活動で一皮むけたビッグマンが、帰化選手のパーカーに対抗できるか。

■ロースター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
齋藤拓実
安藤誓哉
馬場雄大
正中岳城
ザック・バランスキー
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
ジャワッド・ウィリアムズ
ミルコ・ビエリツァ
アレックス・カーク
シェーファーアヴィ幸樹

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
田口成浩
トレイ・ジョーンズ
大宮宏正
アキ・チェンバース
西村文男
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
石井講祐
原修太
小野龍猛

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