2019.05.13
5月11日に横浜アリーナで「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」のファイナルが行われ、千葉ジェッツ(東地区1位)とアルバルク東京(ワイルドカード上位)が対戦した。
天皇杯王者の千葉は富山グラウジーズ、栃木ブレックスをいずれもホームで撃破。富樫勇樹、マイケル・パーカー、アキ・チェンバース、ギャビン・エドワーズ、石井講祐の5人が先発出場した。
昨季王者のA東京は新潟アルビレックスBB、琉球ゴールデンキングスと地区優勝チームに勝利。安藤誓哉、馬場雄大、田中大貴、竹内譲次、アレックス・カークがスターティングファイブに名を連ねた。
試合はカークのバスケットカウントでスタート。互いに得点を取り合う中、第1クォーター開始3分58秒に馬場がスティールからの速攻でワンハンドダンクを叩きこみ、A東京が6-12と一歩抜けだした。千葉はディフェンスでなかなかリズムをつかめず、富樫の個人技でつなぐ展開。それでも、15-16と1点差で最初の10分間を終了した。
続く第2クォーターは序盤から田口成浩が3ポイント、ジョシュ・ダンカンがジャンプショット、パーカーがダンクを決めて、千葉が連続7得点をマーク。追いかける立場となったA東京だが、田中の3ポイント、小島元基のレイアップなどで詰め寄ると、残り2分24秒に馬場のバスケットカウントで同点に追いついた。田口に高確率でシュートを許したのに対し、ザック・バランスキーも3ポイントで応戦。33-35とA東京の2点リードで試合を折り返した。
第3クォーターはA東京が竹内の2連続3ポイントで幸先のいいスタートに成功し、安藤、カーク、田中の連続得点もあり、開始4分45秒にこの日最大の12点リード。さらに安藤、バランスキー、ミルコ・ビエリツァが3ポイントを沈め、相手を突き放しにかかる。ディフェンスでも千葉を12点に抑え、45-64と一気に点差を広げた。
勝負の最終クォーターは序盤にエドワーズ、パーカーの連続得点で千葉が反撃。激しいディフェンスでA東京にシュートを打たせず、開始2分50秒にエドワーズのバスケットカウントで51-64まで迫った。A東京の得点が伸びない中、さらに富樫の2連続3ポイントも飛びだし、59-64でオフィシャルタイムアウトに突入。
A東京は残り4分13秒にカークのフリースローで初得点を挙げ、馬場のジャンプショットで加点。リバウンドでも強さを見せ、61-69と再び点差に広げた。終盤は千葉の猛追から逃げきり、67-71でタイムアップ。A東京がBリーグ連覇を成し遂げ、“令和初”のB1リーグ王者に輝いた。
【試合結果】
千葉ジェッツ 67-71 アルバルク東京(@横浜アリーナ)
千葉|15|18|12|22|=67
東京|16|19|29|7|=71
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