2019.05.11
5月10日、「B.LEAGUE FINAL 2018-19」を翌日に控えた千葉ジェッツとアルバルク東京が決戦の地、横浜アリーナで前日練習を実施。併せて両チームによる記者会見が行われた。
会見前に練習を行った千葉は、冒頭の20分程度を報道陣に公開した。軽めのウォーミングアップを終えるとジョシュ・ダンカン、ギャビン・エドワーズ、マイケル・パーカー、トレイ・ジョーンズ、大宮宏正の5名はインサイド付近でのシュートドリル。富樫勇樹、田口成浩ら残りの8名はドリブルシュートやアウトサイドシュート中心のメニューで汗を流した。
会見には両ヘッドコーチに加え、各チーム3選手が登壇。千葉の大野篤史HCは、ファイナルに向けて、「特に今週1週間変わったことはなく、選手は自分のやるべきことを遂行してくれたと思いますし、ゲームに向けていい準備ができたと思います」と話した。
昨季のファイナルでは、25点差の大敗を喫した千葉。A東京の警戒する部分について問われると「インテンスの部分とレディの部分が重要だと思いますし、そこを負けると僕たちのスタイルじゃなくなってくると思ってます」とコメントした。
最後に大野HCは「60試合積み上げてきたものをすべてこの1試合に、出すつもりで、選手、スタッフ一丸となって戦っていきたいと思います」と意気込みを口にした。
A東京のルカ・パヴィチェヴィッチHCは、ファイナルに向け「千葉ジェッツとのファイナルの再戦になります。やはり、我々はベストを尽くして、明日の試合にすべてをかけて戦っていきたいと思います」と話した。
琉球とのセミファイナルは、第3戦にまでもつれ、“中3日”と短い準備期間となった。
「本当にクォーターファイナルの新潟戦と、セミファイナルの琉球戦は、アウェーでのタフなシリーズでしたので、各地区のチャンピオンを倒してから、明日のファイナルへ向かっていますので、我々はアウェーでタフに戦って、準備期間はなかなかなかったですけど、しっかりと最終調整をしてから、ベストを尽くしたいと思います」
敵地で、中地区首位の新潟アルビレックスBB、西地区首位の琉球ゴールデンキングスに勝利し、ファイナル進出を決めたことは、大きな自信となっているだろう。
リーグ最高勝率で初の王者を目指す千葉に対しては、「警戒する部分がかなりあります」と一言。続けて「昨年以上の警戒をもって、自分たちの持っている以上のものをもって戦いに行きたい」と語った。
Bリーグ3代目のチャンピオンを決めるファイナルは明日15時10分ティップオフだ。
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