2019.05.15
5月11日、横浜アリーナで「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」のファイナルが行われ、初優勝を狙った千葉ジェッツはアルバルク東京に最終スコア67-71で敗れた。
試合後、大野篤史ヘッドコーチとともに会見に登壇した富樫勇樹は「去年に引き続き、またアルバルク東京に負けてしまったんですけど、今シーズンはすごくいいチームを作り、ここまで来た。一歩届かなかったですけど、チームとしてやりきった感じはあります」と総括。
千葉は第3クォーターに相手に主導権を握られると、同クォーター終了時点で19点ビハインドを背負った。しかし、最後の10分間は22-7と怒とうの追いあげを見せた。チームのエース兼司令塔は「去年と違うのは4クォーターに追いあげたことだと思う。そこは成長なんじゃないかな」と評価。続けて「誰もネガティブな発言をせず、第4クォーター開始のランで5点差まで追いあげられたのは、プレーどうこうよりも気持ちだと思っている。去年はその時点で気持ちが切れてしまい点差が開いてしまった。そういう部分は今シーズン積みあげてきたものじゃないですけど、40分間戦い続けようということが常にあるので、それはできたと思います」とコメントした。
富樫は第4クォーターで3本の3ポイントを決めてチームを勢いづけたが、惜しくも4点差で敗れ今季も優勝セレモニーをベンチから見守った。「試合後は多少感情的になり、今年も勝てなかったという気持ちがありました」と明かしたが、最後は今後へ向け前を向いた。
「長い時間あり、今シーズンのことを思い出していたら、チームでやってきたことは素晴らしいことが多かった。ファイナルは1試合だけなので、この1試合だけでこのチームを判断したくないなと。ファイナルは勝てなかったけど、チームとして1年間本当にがんばり、いいチームを作れたなと。確実にリーグでベストのチームだと胸を張って言える。今後もチャレンジできる機会はあるので、チームとして胸を張って戻りたいと思いますし、これで終わりではないので。次に向かっていきたいと思います」
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