2019.05.05

富樫勇樹、大事な一戦で21得点の活躍…悲願のBリーグ王者へ向け「今年こそ取る」

大車輪の活躍をみせた富樫 [写真]=B.LEAGUE
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 5月5日、船橋アリーナにて「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」セミファイナル第2戦が行われ、千葉ジェッツが栃木ブレックスに、5点差で競り勝ち、2シーズン連続のファイナル進出を決めた。

 試合後、ヒーローインタビューに現れた富樫勇樹は「1年間いいライバルとして、セミファイナルの舞台で戦えて、栃木さんの分までファイナル戦わないといけないなって思ってます」と一言。勝因については「チームとして気持ちを切らさず、この2日間できたと思います」と語った。

 千葉の司令塔である富樫は、第1クォーターから積極的にシュートを放ち、同クォーターだけでチーム初得点を含む8得点をマークした。第2クォーターでも、残り55秒に3ポイントラインから1歩下がった位置からシュートを沈めた。続く第3クォーターでも、残り3分20秒からは連続得点でチームを盛りあげ、同終了間際にはドライブで仕掛け、遠藤祐亮から4つ目のファウルを奪った。

「点数には、チャンピオンシップなので、そんなに気にしていないですけど、相手のディフェンスに合わせて、自分が打つか打たないかの判断をしているので、得点の部分でチームを助けられて良かったです。」

 76ー63で迎えた第4クォーター残り3分52秒には、鮮やかなバックビハインドパスから西村の3ポイントをお膳立てした。このプレーについて問われると「たまたまビハインドで出しましたけど、決めてくれた(西村)文男さんがさすがかなって思います」とチームメートを称えた。

 昨シーズンでのファイナルでは25点差の大敗を喫した。悲願のリーグ制覇に向け、富樫は「去年の負けた瞬間っていうのがすごく頭の中に残っているので、今年こそ(タイトルを)取って皆さんと一緒に喜びたいと思います」と意気込みを口にした。

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