2019.05.04
アメリカを中心に世界中で熱狂的なファンを持つ「FANTASY SPORTS(ファンタジー・スポーツ)」は、ユーザーが選んだ選手でドリームチームを作り、その選手が実際の試合で叩き出した指定のスタッツをポイント化し集計。シーズンを通して自チームの総獲得ポイント数をユーザー同士が競うゲームだ。
今回B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19で開催される「FANTASY ONEonONE」は、初心者でも選手を「選びやすく」、「遊びやすく」させた、新型のFANTASY SPORTSだ。 対戦チームに所属する2選手を比べて、どちらのスタッツが多いかを二者択一のクイズを1試合あたり11問出題され、全問正解者で設定された賞品を山分けするもの。ちなみにこのクイズが設定された試合を「コンテスト」と呼ばれている。
「FANTASY ONEonONE」では、期間中に7つのコンテストを開催。その賞品総額は実に300万円(Amazonギフト券300万円分)だ。現在行われているSF2試合のコンテストは、Amazonギフト券が50万円分用意されている(全問正解者が0人の場合、コンテスト参加者の中で最も正解の多かったユーザーで山分け)。SFのコンテストのエントリー期間は各カードGAME2試合開始5分前までとなっている。
それではバスケットボールキング編集部が「FANTASY ONEonONE」SFの2コンテストに挑戦! その中から注目のバトルをそれぞれ3つずつセレクトして、勝敗を予想してみたい。
Battle.2【Match Up!】安定感でチームを支えるのはどちらだ?
勝敗項目:【3P成功回数】+【アシスト数】
千葉:石井講祐vs栃木:鵤誠司
ともに長いシーズンを支えてきた欠かせない戦力。彼らが大きくクローズアップされることは珍しいが、それぞれのチームで苦しい時に力を発揮する縁の下の力持ちだ。
一方、千葉の石井は今シーズンの3ポイント王。シーズンで90本の3ポイントシュートをたたき込んだ(鵤は58本)。対する鵤はポイントガードも務めるコンボガードで、シーズンのアシストは190本と石井の120本を大きく上回る。
このマッチアップ、鵤に分があると予想する。栃木は遠藤祐亮、ライアン・ロスター、比江島慎という得点源を擁するだけに、アシストの数は伸びていきそうだ。石井も対応すると思われるが、やや厳しいと言えるだろう。
Battle.3【Match UP!】職人対決!相手の脅威になるのはどちらだ?
勝敗項目:【3P成功回数】+【オフェンスリバウンド数】+【スティール数】
千葉:アキ・チェンバースvs栃木:遠藤祐亮
リーグ新記録のシーズン52勝をあげた千葉だが、その要因がアキ・チェンバースのパフォーマンスだろう。チェンバースは粘り強いディフェンスを武器にチームに貢献。また、オフェンスでは速攻の先頭を走ったり、オフェンスリバウンドに絡んだりと、決して派手ではないが、勝利への貢献度の高い活躍を見せた。
一方の遠藤は元々守備の職人として、エースキラーの名を思うのままとしていたが、今シーズンではオフェンス面でも開眼。特に3ポイントでは千葉の石井とタイトル争いを繰り広げるなど、長距離砲の成長が目を奪った。」
このマッチアップは出場時間の長い遠藤に分があるか。シーズン平均の出場時間は遠藤が26.1分、チェンバース18.2分と約8分の開きがある。ここでスタッツを積み上げることができる遠藤が有利と見た。
Battle.7【日本代表対決!】実力を証明するのはどちらだ?
勝敗項目:【フィールドゴール成功回数】+【3P成功回数】
千葉:富樫勇樹vs栃木:比江島慎
ともに日本代表でチームを引っ張る存在だが、比江島がシーズン途中からの合流ということで、チームのシステムにまだ不慣れなところも多かったのも事実。ただし、CSに向けて調整を進めてきただけに、データでは図り切れない不確定要素とも言える。
フィールドゴールと3ポイントの成功回数はやはりどれだけシュートを打っているかにかかってくる。千葉のオフェンスでのファーストオプションは、ピック&ロールからの富樫のシュートと言える。それだけにシュートの本数は多くなるのも事実だ。
このマッチアップは富樫が有利と言えるだろう。反対に比江島がこのマッチアップで富樫に勝つとなると、チーム間の対戦でも栃木に有利に働くとも言える。やはり見逃せないマッチアップだ。
Battle.2【Match Up!】東海大出身対決!コート上で輝くのはどちらだ?
勝敗項目:【総得点数】+【総リバウンド数】+【アシスト数】
琉球:古川孝敏vs A東京:田中大貴
東海大学出身であり、日本代表でもチームメイトの先輩・古川と後輩・田中のマッチアップだ。今シーズン4試合行われた直接対決でこのスタッツを振り返ってみよう。
古川は36得点+14リバウンド+7アシストで合計57。対する田中は30得点+12リバウンド+19アシストで合計61。かなり拮抗した数字になっている。
その中で気になるのは田中のコンディションだ。CS直前に足を痛め、万全な体勢ではない。事実QFの新潟との2戦では平均約25分の出場時間で平均得点が4.0とシーズン中からすれば信じられない数字になっている。
対する古川は絶好調だ。田中とほぼ同じ約25分の出場ながら1試合平均10.3をたたき出した。このマッチアップの勝者は古川としたい。
Battle.4【Match Up!】守備の要!ゴール下に立ちはだかるのはどちらだ?
勝敗項目:【ディフェンスリバウンド数】+【ブロック数】
琉球:アイラ・ブラウンvs A東京:竹内譲次
堅固なディフェンスを軸に勝利を積み上げてきた琉球とアルバルク東京。その中で守備の要と言えるブラウンと竹内の活躍なしではCSのSF進出もなかったかもしれない。
このマッチアップの勝敗項目にあげられているディフェンスリバウンド(以下DR)とブロックショット(以下BS)の数値を、両者の今シーズンのスタッツから比較してみよう。ブラウンは38試合に出場してDR173本、1試合平均4.6本、BS17本、1試合平均0.4本、竹内は58試合に出場してDR251本、1試合平均4.3本、BS4.2本、1試合平均0.7本とほぼ互角の数値となった。
ここはホームで戦える琉球の勢いをかって、ブラウンを選択したい。QFでの名古屋Ⅾ戦で琉球を勝利に導いたファン・ブースターの応援がブラウンを後押しするはずだ。
Battle.6【シックスマン対決!】相手チームの脅威になるのはどちらだ?
勝敗項目:【アシスト数】+【スティール数】
琉球:岸本隆一vs A東京:馬場雄大
彼らがいるからこのチームは強い。きっちりと仕事ができるシックスマンを擁するチームは当然上位に食い込んでくるものだ。琉球は岸本、A東京は馬場がシックスマンだが、ともに先発で活躍できるだけの実力の持ち主だ。
今シーズン4試合あった両試合の対戦からスタッツをひも解いてみよう。岸本は4試合出場でアシスト12本(平均3本)、スティール2本(平均0.5本)、馬場は3試合の出場でアシスト11本(平均3.7本)、スティールが1本(平均0.3本)なった。
気になるのが馬場はシーズン平均で1.5本のスティールを決めているのに対して、琉球戦では数字をあげられていないところ。これは琉球のボール運びの確かさを物語っているとも言えるだろう。
馬場が得意とするスティールから速攻ダンクはA東京の勝ちパターン。これをシーズン中は封じられた格好になるが、その部分をどう修正してくるか。現段階では岸本は有利と言える。
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