2019.05.08
5月4日に沖縄市体育館で「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」のセミファイナル第1戦が行われ、琉球ゴールデンキングスとアルバルク東京が対戦した。
第3戦にもつれた名古屋ダイヤモンドドルフィンズとのクォーターファイナルをものにした琉球は並里成、ジェフ・エアーズ、田代直希、アイラ・ブラウン、古川孝敏の5人が先発出場。中地区王者の新潟アルビレックスBBを下して準決勝に駒を進めた昨季王者のA東京は安藤誓哉、馬場雄大、菊地祥平、竹内譲次、アレックス・カークがスターティングファイブに名を連ねた。
試合はカークの3ポイントでスタートし、序盤から24秒オーバータイムを誘発するなど両チームとも持ち味のディフェンスを披露。中盤以降、琉球は須田侑太郎、A東京は田中大貴とミルコ・ビエリツァのベンチ選手が活躍し、第1クォーター残り1分11秒から連続7得点を奪ったA東京が13-19とリードした。
第2クォーターは開始からビエリツァ、安藤の連続得点でA東京が点差を拡大する中、琉球はブラウンと橋本竜馬の3ポイント、エアーズのジャンプショット、岸本隆一のバスケットカウントで応戦。残り4分の時点で4点差まで迫ったものの、A東京が再び突き放し、29-37で試合を折り返した。
第3クォーターは開始約4分30秒間で2得点しか奪えなかったA東京に対し、琉球はエアーズのバスケットカウント、ブラウンの3ポイントなどで計8得点を記録した。さらに、ケビン・ジョーンズのフリースロー、田代の3ポイントもあり、残り3分20秒に42-39と逆転。終盤も激しい攻防戦が繰り広げられ、45-43で勝負の10分間に突入した。
安藤の3ポイントで始まった第4クォーターは、開始約2分25秒に琉球が4つ目のファウル。A東京はカークのブロックから馬場が速攻を仕掛け、相手のファウルを誘発しながらレイアップを沈めた。直後には田中とのコンビからカークが豪快なアリウープダンク。47-52とわずかに抜けだした。中盤以降もA東京がリバウンドで粘り強さを見せ、試合終了残り48秒に竹内が9点差に広げる3ポイントを成功。そのまま逃げきり、A東京が57-67で接戦を制した。
【試合結果】
琉球ゴールデンキングス 57-67 アルバルク東京(@沖縄市体育館)
琉球|13|16|16|12|=57
東京|19|18|6|24|=67
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