2019.12.13

レバンガ北海道、古巣に挑む橋本竜馬中心にディフェンスを修正できるか

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レバンガ北海道vs琉球ゴールデンキングス(@北海きたえーる)
第1戦:12月14日15時5分、第2戦:12月15日15時5分

「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 IN HOKKAIDO」が行われる北海きたえーるを舞台に、レバンガ北海道琉球ゴールデンキングスが相まみえる。レギュラーシーズンでは今季最初で最後の対戦だ。

 北海道は1試合限りの前節、敵地で千葉ジェッツと対戦。「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」2次ラウンドで勝利を収めた相手に対して、第1クォーターこそ2点ビハインドと粘ったものの、続く第2クォーターで0-22のランを許すなど失速し、最終スコア47-84で大敗を喫した。インサイドを支配され、ジョシュ・ダンカンマイケル・パーカーギャビン・エドワーズのビッグマン3人に計54失点。2ケタ得点はケネディ・ミークスのみに終わり、エースのマーキース・カミングスは今季初めて1ケタとなる9得点に抑えられた。

 一方、第10節で川崎ブレイブサンダースに連敗した琉球は、ホームで京都ハンナリーズを下して3試合ぶりの白星。試合は55-47で迎えた第4クォーターに突き放し、最終的にリードを20点まで広げた。出場した10人中9人が得点を挙げ、そのうち並里成デモン・ブルックス田代直希ジャック・クーリーの4人が2ケタ得点。相手のミスを見逃さずにバランスよく攻め、リバウンド数でも49-31と大きく上回った。

 今節の注目は2018-19シーズンに琉球でプレーし、北海道を今季の新天地に選んだ橋本竜馬。天皇杯2次ラウンド4回戦で約1カ月ぶりの復帰を果たし、12月7日の第10節からスタメンとしてコートに立っている。特筆すべきスタッツは少ないものの、激しいプレッシャーやルーズボールへの飛びこみなどでチームに勢いを与える存在だ。多嶋朝飛松島良豪を含めたポイントガード3人が、並里成岸本隆一など豪華ガード陣にどう立ち向かうか。過去3シーズンで1勝5敗と苦手な相手に対し、橋本を中心にディフェンスの強度を上げることができれば勝利に近づくだろう。

■ロースター
・北海道(ヘッドコーチ:内海知秀)
橋本竜馬
ケネディ・ミークス
マーキース・カミングス
ファイ・パプ月瑠
中野司
多嶋朝飛
折茂武彦
市岡ショーン
桜井良太
マーク・トラソリーニ
内田旦人
川邉亮平
松島良豪

・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
福田真生
並里成
デモン・ブルックス
長谷川智伸
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
満原優樹
小野寺祥太
ユージーン・フェルプス
ジャック・クーリー

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