Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
1月23日、Bリーグの理事会に関するメディアブリーフィングが開催された。
今回発表されたのは、B3リーグに所属する東京八王子ビートレインズの準加盟資格の失格。失格の理由は「準加盟規定第2条1項10号に定める条件を満たさなくなったため」とされる。
準加盟規定第2条1項10号は以下のとおり。
第2条〔準加盟クラブの条件〕
1.準加盟クラブへの認定を申請するクラブ(以下「申請クラブ」という)は、法人として次の条件を満たしていなければならない。
⑩ 適法かつ適正に決算が行われ、財務諸表および税務申告書類が作成されるとともに、短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとBリーグが評価できる状態であること。
大河正明チェアマンの説明によると、八王子では選手やスタッフに対する給与、試合運営費用の支払い遅れ・未払いが毎月のように発生していたという。これを「短期的に資金難に陥る可能性が極めて低い」とは考えられない状態と判断し、今回の決定に至った。
大河チェアマンは「八王子はB3の中でも選手人件費などが非常に高い。もう少しコンパクトな経営で再起を図ってほしい」と話した。
八王子は2018-19シーズンのB2・B3入替戦に敗れ、B3に降格。今季は30試合を終えて、17勝13敗でリーグ5位につけている。今回の決定により、八王子は再び準加盟クラブに認定されるまで、B2への昇格がかなわないこととなった。