2020.12.20

京都ハンナリーズ、川崎ブレイブサンダースを下し今季初の連勝をゲット…松井啓十郎のフリースローで劇的幕切れ

試合を決めるフリースローを沈めた松井啓十郎 [写真]=B.LEAGUE
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 12月20日、川崎市とどろきアリーナでは京都ハンナリーズ川崎ブレイブサンダースのB1第14節第2戦が行われた。

 第1戦を延長戦の末に勝利した京都は、第1クォーターからハイスコアゲームを演じる。しかし、川崎の熊谷尚也に最初の10分で12得点を献上し、29-23で終えた。第2クォーターでは互角の試合展開となるも、前半終了間際に辻直人に3ポイントシュートを許し、41-46で試合を折り返した。

 第3クォーターでは、京都が試合の主導権を握る。デイヴィッド・サイモンを中心に川崎のディフェンスを崩し、62-58と逆転に成功し、最後の10分間へ。

 最終クォーターでは、どちらも一歩も譲らない展開が続く。しかし、81-77で迎えた試合終了残り1分4秒、熊谷に3ポイントシュートを許してしまい、81-80。京都はタイムアウトをかけ、松井啓十郎にショットを託すもこれはリングに嫌われてしまう。直後の川崎の攻撃で、パブロ・アギラールに2本のフリースローを与えるも、2本ともリングに弾かれ、81-80。そして、残り12秒にレイヴォンテ・ライスが得点し、83-80と3点のリードを奪う。それでも直後、辻に3ポイントシュートを許し、83-83の同点に。しかし、最後は残り1秒に松井が得たフリースロー1本を沈め、最終スコア84-83で、京都が今季初の連勝をマークした。

■試合結果
川崎ブレイブサンダース 83-84 京都ハンナリーズ(@川崎市とどろきアリーナ)
川崎|29|17|12|25|=83
京都|23|18|21|22|=83

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