2021.02.28

藤井祐眞の“決勝弾”で劇的決着、川崎ブレイブサンダースが横浜ビー・コルセアーズとの接戦を制す

決勝弾を沈めた藤井 [写真]=B.LEAGUE
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 2月28日、各地でB1第24節が開催。川崎ブレイブサンダース横浜ビー・コルセアーズとの“神奈川ダービー”第2戦に臨んだ。

 先に主導権を握ったのは、横浜。竹田がスタメン出場の期待に応える3ポイントシュート2本を沈め、開始3分43秒時点で8-2とする。その後は、河村勇輝が試合をコントロールすると、特別指定選手のキング開がBリーグ初得点をマーク。攻撃がうまく噛み合った横浜に10-20とリードを許し、最初の10分間を終えた。しかし、第2クォーターでは川崎が試合を優位に進める。堅守で横浜の攻撃を止めると、攻めては、藤井祐眞辻直人がスコアを伸ばし、28-30で試合を折り返した。

 第3クォーターは、ジョーダン・ヒースがこの10分間だけで10得点、5リバウンドをマークし、チームをけん引。53-46と逆転に成功して最終クォーターへ。

 最終クォーターでは、横浜の反撃を許す。徐々に点差を詰められ、点差は1点に。それでも、62-61で迎えた残り1分15秒に篠山竜青からパスを受けたマティアス・カルファニがダンクを叩き込み、64-61。しかし、生原秀将にフリースローを許し、64-62。直後のディフェンスを防いだものの、カルファニがフリースローを1本落としてしまい、次の攻撃で生原に3ポイントシュートを許し、残り4秒で64-64の同点に。しかし、0.7秒に藤井が“決定弾”を沈め、67-65で川崎が接戦を制した。

 この試合がラストゲームとなった河村(東海大学1年)は、11分の出場で、2得点をマークした。

■試合結果
横浜ビー・コルセアーズ 65-67 川崎ブレイブサンダース(@横浜国際プール)
横浜|20|10|16|19|=65
川崎|10|18|25|14|=67

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