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前日本代表HCの恩塚亨氏が東京医療保健大の監督に就任「世界で活躍できる人材育成を」

パリ五輪女子バスケ日本代表を指揮していた恩塚亨氏[写真]=Getty Images
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 東京医療保健大学は10月4日、パリ2024オリンピック女子バスケットボール日本代表のヘッドコーチを務めていた恩塚亨氏が、女子バスケットボール部の監督に就任したことを発表した。

 恩塚氏は大分県出身の45歳。2002年から渋谷教育学園幕張高校のコーチを務め、2006年に東京医療保健大学で女子バスケットボール部を創設すると、監督として2017年から2021年にかけて全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)5連覇を達成。女子日本代表のアナリストとアシスタントコーチを経て、東京2020オリンピック後から同ヘッドコーチに就任した。

 “走り勝つシューター軍団”をチームコンセプトに掲げ、パリ五輪では悲願の金メダル獲得を目標に臨んだが、グループステージ3連敗で出場12カ国中最下位に低迷。大会終了後に日本バスケットボール協会(JBA)より契約満了に伴い退任することが発表されていた。

 3年ぶりに東京医療保健大の監督に就任した恩塚氏は、同公式サイトを通じて、次のようにコメントした。

「志ある学生が『なりたい自分』になれるように貢献したい、と使命感を持って戻って参りました。この3年間、全身全霊をかけて世界に挑戦し、オリンピックを通して得た素晴らしい経験と学びを得ることができました。この経験を活かして、世界で活躍できる人材育成を目指します。また、未来ある選手がまだ気がつけていない本当の力を引き出すことに挑戦したいと思っています。そして、この挑戦を通して、選手の人生の軌道が変わっていく喜びを共に感じながら成長していきたいと考えています。女子代表チームをあたたかく応援して頂いたバスケ界への恩返しの気持ちも込めて、この挑戦に臨みます。私たちの活動に興味のある『本気の方』はいつでもご連絡ください。いつからでも、何度でも、なりたい自分への挑戦を応援し続けます。『やってみよう!』」

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