2025.03.15

“沖縄一丸”で勝ち取った天皇杯初優勝…岸本隆一「みんなの思いが形になってすごくうれしい」

琉球ゴールデンキングスに天皇杯初優勝をもたらした岸本隆一 [写真]=古川剛伊
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 3月15日に国立代々木競技場 第一体育館で「第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルが行われ、琉球ゴールデンキングスアルバルク東京と対戦。アレックス・カークジャック・クーリーを中心としたインサイドで強さを発揮し、60-49の勝利で天皇杯初優勝を飾った。

 7点リードで迎えた試合終了残り47秒に値千金の得点を決めるなど、24分28秒の出場で6得点5リバウンド2アシストを記録した岸本隆一は試合後のヒーローインタビューで「うれしいです」と開口一番。「内容は考えていなくて、とにかく目の前のことに全力を注ぐ。その結果、こうしてみんなで勝利を勝ち取れたと思っています」と振り返った。

 タフなスケジュールをこなすチームがどのようにまとまっていったのか聞かれると、「どうやってまとまったんですかね。いい状況ではなかったと思いますけど、天皇杯を勝ち取ることができて、たまにはいいことがあると思いました」と笑顔。地元沖縄に初めて天皇杯が渡ることについて「この(ファンの)声援がすべてだと思います。みんなの思いが形になって、すごくうれしく思います」とコメントすると、会場からは大きな拍手が湧き起こった。

「チーム一丸となって、沖縄一丸となって天皇杯を勝ち取れたと思います。シーズンはまだ続いていきますけど、より良くなっていけるように頑張っていきます。とにかく今日は応援ありがとうございました」との言葉で締めくくった。

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