2025.06.13

岡部雅大が京都ハンナリーズと契約合意…来季は青森ワッツへ期限付移籍「努力を続けていきたい」

プロ2年目は青森へ期限付き移籍することが決まった岡部雅大 [写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 京都ハンナリーズは6月13日、岡部雅大と2025-26シーズンの契約が基本合意に達し、青森ワッツへ期限付移籍することが決定したことを発表した。

 現在22歳の岡部は、184センチ77キロのシューティングガード。國學院大學久我山高校から法政大学に進学し、2024-25シーズンに特別指定選手のプロ契約として京都へ加入した。1年目はわずか4試合の出場にとどまり、1試合平均1.8得点を記録。クラブを通じて、次のようにコメントした。

「2024-25シーズン、たくさんの熱いご声援をありがとうございました! 今シーズンは、皆様の前でプレーする機会が少なく、チームの勝利に貢献できなかったことが非常に悔しいシーズンとなりました。しかし、チームメイトのプレーや立ち振る舞いからたくさんのことを学び、確実に成長できた1年でした。初めてコートに立ったときや初得点を決めたときのファンの皆様の声援が、今でも心に残っており、決して忘れることはありません。自身のプロキャリアを京都ハンナリーズでスタートし、ファンの皆様やチームメイトと共に過ごせたことを心から感謝しています。 新たなチャレンジをすることになりますが、今後とも応援していただけると嬉しいです。またいつか皆様の前でプレーできるよう、これからも努力を続けていきたいと思います。京都で関わった全ての皆様、本当にありがとうございました!」

 また、松島鴻太ゼネラルマネージャーは岡部の期限付き移籍について「岡部選手を必要としてくださった青森ワッツの北谷GMをはじめ関係者の皆様に心から感謝申し上げます。昨シーズンは強い覚悟と決意をもって、法政大学バスケットボール部を退部し京都ハンナリーズに加わってくれました。しかし厳しい競争と、チームとしてCS進出をかけて戦う中でプレータイムを得られず非常に悔しい想いをしました。またクラブとしても十分な経験値を積ませてあげられず申し訳なく思っています」と説明し、「その状況下で本人やエージェントと協議し、自身の心境と今後のキャリアを見据え、カテゴリーにこだわらず環境を変え新たな競争に挑むという結論に至りました。彼のハングリーな姿勢や想い、そしてポテンシャルに関しては誰もが認めるところです。青森ワッツに移籍してもその想いを前面にだして厳しい競争に勝ち、プレータイムを獲得してほしいと思います。面談の中で岡部選手は『ハンナリーズに何も恩返しができていない』と言ってくれました。私たちは早期でのプロ入りを後悔せずに、おもいっきりバスケットボールを楽しんでプレーしてくれることを何よりも望んでいます。そして岡部選手が青森ワッツで輝きを放ち、Bリーグ界に名をとどろかせることを心から期待しています」と明かした。

 岡部は青森を通じて「自分のことを知ってもらいながら、感謝の気持ちを忘れず、チームの勝利に貢献できるよう日々成長していきます。会場で皆様にお会い出来ること、そして皆様の前でプレーできることを心から楽しみにしています! たくさんのご声援をよろしくお願いします!」とメッセージを送った。

岡部 雅大の関連記事

京都ハンナリーズの関連記事

B1の関連記事