2025.07.10
7月6日、ユニバ女子日本代表が『第44回ウィリアム・ジョーンズカップ』で優勝。同16日に開幕する『FISUワールドユニバーシティゲームズ』へ向けて弾みをつけた。
今大会は日本のほか、タイ代表、韓国代表、フィリピン代表、チャイニーズ・タイペイ代表、そしてユニバチャイニーズ・タイペイ代表が参戦し、6チームによる総当たりが行われた。各国が『FIBA女子アジアカップ2025』へ向けてトップチームを送り込んでくる中、ユニバ女子日本代表はタイに100点ゲーム、韓国とフィリピンにも勝利。最終戦でチャイニーズ・タイペイには敗れたが、4勝1敗の好成績を残した。
大会ベスト5には、ユニバ女子日本代表から樋口鈴乃(日立ハイテククーガーズ)と藤澤夢叶(山梨学院大学)が選出。1試合平均11.2得点を挙げ大会MVPにも輝いた樋口は、「自分で良いのかなって思いました。このチームの強みは、誰が出ても同じように活躍してみんなが得点を取れることであり、今回の受賞はたまたまでした。チームとして最後の試合に勝ちきれず、そこに甘さが出たと思います。ユニバーシティゲームスへ向けて、改善していかなければいけないです」と引き締めた。
また、チームを率いた小笠原真人ヘッドコーチは「どの国もフル代表が参戦し、ものすごくレベルが高く、本当に良い試合ができました。フィリピンとチャイニーズ・タイペイにも190センチ台の大きな選手がおり、ユニバーシティゲームスを前に良い経験になりました」と、今大会を通して様々な収穫があったことを明かした。
『FISUワールドユニバーシティゲームズ』の前回大会では、頂点まであと一歩届かなかったユニバ女子日本代表。現在チームのキャプテンを務める三浦舞華(トヨタ自動車アンテロープス)は「本当に良い選手が揃っているのでもっと良さを引き出し合いながら、最強のチームになって優勝したいです」と、意気込みを語った。
今大会の試合結果一覧は以下の通り。
日本 103-49 タイ
日本 75-69 韓国
日本 72-51 ユニバチャイニーズ・タイペイ
日本 94ー74 フィリピン
日本 79-89 チャイニーズ・タイペイ
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