2025.08.09
7月6日、有明アリーナで「日本生命カップ2025(東京大会)」が開催。男子日本代表(FIBAランキング21位)がオランダ代表(同54位)との第2戦に臨み、74-53で勝利し前日のリベンジを果たした。
今回の若手中心のメンバーの中で、数少ないパリオリンピック経験者であるジェイコブス晶は、試合後の記者で自身の役割について語った。
デベロップメントキャンプ時に「オリンピック経験者としてリーダーシップを発揮したい」と意気込みを語ったジェイコブスは、チームメートの山﨑一渉が「メンタル面で大人」と語るように、リーダー的な役割を担う。ジェイコブス自身は「自分の中ではリーダーというより、3年も日本代表としての経験があるのでトム・ホーバスHCのバスケットボールが理解できている。その経験で新しいメンバーに教えることができている」と答え、自分でけでなく経験のあるメンバーそれぞれが、リーダーシップを発揮できているという。
自身のメンタル面の成長を問われるとジェイコブスは「自分の役割を理解してシュートを打ったりカッティングしたり、自分ができるスキルをわかっている。シュートを外しても次は決めると思っている。そういうところが周りからは大人に見えるのかなと思います。そう見えてたらうれしいです」と笑顔を見せた。
この「日本生命カップ2025(東京大会)」では、GAME1で15得点、GAME2で14得点と安定したスコアリング能力を見せたジェイコブス。エーススコアラーとしての自覚があるかを問われると、「自分が得点を取るのは役割の一つです。自分のプレースタイルはガードが作ってくれるプレーが多いので、自分でスコアしているというより、良いチームプレーができているんだと思います」と、チームの完成度が上がっている中で、得点ができていることを強調した。
この2試合とも2本の3ポイントシュートを成功させるなど、確実に成長を見せたジェイコブス。まだ若干21歳の若者がリーダーシップを発揮し、アジアの頂点へ導くことができるか。その活躍に注目が集まる。
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