Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
8月28日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第251回が配信。FIBAアジアカップ2025の結果を踏まえ秋から始まるワールドカップ予選への課題や、番組スポンサーである『全国ドライバー応援プロジェクト』について語った。
サウジアラビアで開催されたFIBAアジアカップ2025で男子日本代表は9位という結果に終わった。グループステージではシリア、グアムに勝利したものの、イランに敗戦。ベスト8進出をかけた準々決勝進出決定戦でレバノンに97対73で敗退となった。島田チェアマンはこの結果を受け「悔しいですよね」と口にし、「アジアのチャンピオンを決める大会というのは、こだわりたいですよね。やっぱり勝ちにいきたいというのを強く感じました」とアジアの頂点を目指す大会への強い想いを示した。
今大会で優勝したオーストラリアを最後まで苦しめた中国、そして大きな成長を見せた韓国とチャイニーズ・タイペイの3カ国が、2025年11月から始まる『FIBA バスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選』1次予選グループBで日本と戦うこととなる。グループ上位3チームが2次予選に進むことができるが、アジアカップの状況から考え島田チェアマンは「危機感を持たなきゃいけないと思う、本気でね」と、その先に控えるワールドカップ本戦とロサンゼルス2028オリンピック出場権獲得への熱意を募らせた。
また島田チェアマンは「この大会で“勝つんだ”というモチベーションの高い国が多かった」と他国の気迫を評価。一方で「日本がそこに対してものすごい見劣りしているという話ではないけれど、そこは絶対に日本は負けちゃいけないところだと思うんですよ。もう世界一闘争心が強くなきゃいけないぐらい『絶対勝つぞ!』というエネルギーが強いのは大前提にしていくことが大事」と、勝利への執念に対する意識を高める必要性を訴えた。
番組後半では、全国ドライバー応援プロジェクトの企画としてプロドライバーの仕事術から学ぶ生活の知恵を紹介。業務におけるリスク回避のため、ドライバーは始業前点検を欠かさないという。島田チェアマンも毎朝1日のスケジュールの確認に加え、週末に翌週の予定を頭に入れ、事前に各対応のシミュレーションを行っていると明かした。「先のことをある程度イメージして“今どうするか”という観点は、絶対大事だと思うんですよ」と前置きし、島田チェアマンはB.革新を例に挙げて先見性や明確なビジョンを持つことの重要さを説明した。
「(B.革新を進めるにあたって)“地方創生”や“感動立国”を掲げていなければ、改革のための改革みたいになってしまうじゃないですか。そうすると何のために改革しているかもそうだし、どう改革するのかというのは行き先が決まっているから、そこに向かう最短距離ではなかったとしても、少なくともそこに繋がっていくアクションとして、どうするかという考えが出てくるわけですよね」
最後に、目標設定の大切さを「掲げること、そこを完全に見失わないということと、そこに繋がるためにこれは必要なんだと強い意志を持って行動することが、重要なサイクルなんじゃないかな」と締めくくった。
今回のエピソードでは、島田チェアマンがEXPO 2025 大阪・関西万博を訪れて感じた大型イベントの収支バランスの重要性や、『U18日清食品リーグ2025』が開幕し、Bリーグからサンロッカーズ渋谷・千葉ジェッツ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・琉球ゴールデンキングスの各ユースチームが出場することなどについても語られた。