2025.10.23

琉球が欠場者4名で迎えたEASL2戦目…出番を増やした崎濱秀斗「ケガで抜けている脇選手の分も」

6得点5アシストをマークした崎濱秀斗[写真]=EASL
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 10月22日に「東アジアスーパーリーグ(EASL)2025−26シーズン」グループBが行われ、琉球ゴールデンキングスがホームでメラルコ・ボルツ(フィリピン)と対戦。ヴィック・ローケヴェ・アルマ小針幸也脇真大の4名を欠いて挑んだ琉球は81-72で大会初勝利を挙げた。

 第1クォーターはビハインドで始まったたものの、その後リードチェンジを繰り広げながら、最後は相手に得点を与えず9点差をつけ勝ち切った。そんな試合を振り返り、桶谷大ヘッドコーチと崎濱秀斗はともに”一人ひとりが自分の役割を遂行できた”と評価する。

 琉球の指揮官は「チームとして厳しい状況でこの試合を迎えましたが、一つひとつのポゼッションを大切にし、苦境の時こそ力を発揮するキングスらしいバスケットボールを展開できたと感じています」「全員がステップアップできた試合となりました」と、ロスター10名で戦い抜いた試合を振り返り、「選手、スタッフ全員が『絶対に勝ちたい』という気持ちを一つにして掴んだ勝利であり、最高のゲームだったと思います」と締めくくった。

 21分44秒出場と今シーズンのBリーグレギュラーシーズン平均から大きくプレータイムを伸ばした崎濱は、6得点5アシストをマークしたものの、「アシストが5本という結果についても、他の先輩方が決めてくださったおかげです」と謙虚さを覗かせる。「ケガで抜けている脇選手の分も、もちろん脇選手の全ての役割を担うことはできませんが、少しでもチームに貢献したいという思いでプレーしました」と、10月11日の試合で負傷し、右第3中手骨骨折と診断され戦線を離れている脇の思いも背負ってコートに立ったことを明かした。

 琉球の次戦は、12月17日にマカオ・ブラックベアーズ(マカオ)を沖縄サントリーアリーナで迎え撃つ。

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