2025.11.16
11月15日、国立代々木競技場第二体育館で「U18日清食品トップリーグ2025」女子の最終日が開催され、京都精華学園高校(京都府)が7戦全勝で3連覇を飾った。
この日の最終戦として開催されたのは、6勝0敗で首位の京都精華学園高校と、5勝1敗で優勝の可能性を残していた桜花学園高校(愛知県)。ウインターカップ3連覇に加えトップリーグも連覇中の女王に、今年のインターハイを制した名門が挑む形で直接対決が実現した。
第1クォーターはインサイドでオディアカウェルリッツが存在感を示した京都精華学園が25-13と主導権を奪うも、続く第2クォーターは相手のターンオーバーを誘う好守もあった桜花学園が17-21と取り返し前半終了。京都精華学園の8点リードで折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、小玉愛莉が12得点を挙げる活躍を見せ桜花学園が食い下がったが、リバウンド争いで優位に立った京都精華学園がリードをキープ。6点差で迎えた第4クォーターは京都精華学園が満生小珀の3ポイントで先手を取り、逃げ切り体制へ。桜花学園はなかなか得点を伸ばせず、最後は13点差の79-66で決着した。
3連覇を果たした京都精華学園は、18得点20リバウンド2ブロックを挙げたンガルラムクナリヤと、17得点11リバウンド4ブロックをマークした石渡セリーナがダブルダブルを達成し、13得点を挙げた吉田ひかりも含めた3選手が2ケタ得点を記録。インターハイでの連覇が途切れた京都精華学園にとっては、今シーズン初の全国タイトルとなった。
一方、敗れた桜花学園は、世代別日本代表経験を持つ金澤杏と竹内みやが負傷欠場したなか、イシボディバインが15得点8リバウンド、小玉が15得点、山田桜来が12得点をマーク。5勝2敗の2位で大会を終えた。
15日に開催されたU18トップリーグの試合結果は以下の通り。
<第1試合>
千葉経済大学附属高校 62-31 昭和学院高校
千経大附|26|12|16|8|=62
昭和学院|6|12|8|5|=31
<第2試合>
慶誠高校 60-72 精華女子高校
慶誠|14|18|17|11|=60
精華|23|16|17|16|=72
<第3試合>
岐阜女子高校 62-50 日本航空高校北海道
岐阜女子|16|17|13|16|=62
航空北海|10|18|13|9|=50
<第4試合>
京都精華学園高校 79-66 桜花学園高校
京都精華|25|17|15|22|=79
桜花学園|13|21|17|15|=66
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