1時間前

日本代表・桶谷HCが就任会見「五輪で勝てるチームを」新入閣ACの役割明言、ディフェンス強化へ

(左から)安永部会長、桶谷HC、伊藤強化委員長[写真]=バスケットボールキング
バスケ情報専門サイト

 2月13日、日本バスケットボール協会(JBA)が男子日本代表桶谷大ヘッドコーチ就任会見を実施。新指揮官は日の丸があしらわれた日本代表のスタッフウェアに身を包み、世界に挑む覚悟を滲ませた。

 会見冒頭、桶谷HCは「日本のバスケットが世界に知れ渡り、また、日本のバスケットが世界で勝てる、そのようなチームを作っていきたいというのが1つの目標でありました。ミュンヘン(1972年)以来のオリンピックで勝てるチーム、それを目指して、最強の布陣で、最高の一体感を持ってチームを作っていきたいと思います」と、胸に秘めてきた熱い思いを口にした。

 代表ヘッドコーチ就任の打診を受けた当時の心境について問われると、「まずびっくりしました。このタイミングで代表のヘッドコーチの話が来るんだ、と。ただ、自分自身の目標の一つでもあった。ここでつかめるかどうかは自分次第だと思いました」と率直な胸の内を明かした。

 NBAでのコーチング経験を持ち、今回ともに新入閣したアシスタントコーチ二人への期待も口にした。ライアン・リッチマンACに「オフェンス全体を整理し、チームに落とし込んでほしい」と役割を明確化。旧知の仲である吉本泰輔ACには「ディフェンス全体を精査して落とし込んでほしい」と世界最高峰の舞台NBAで積んできた経験を求め、「昔から一緒に代表をやりたいと話していた。そのタイミングがついに来た」と笑顔を見せた。

[写真]=バスケットボールキング


 新生・日本代表における戦術面では、ディフェンス強化を最優先に掲げる。「シンプルですが、まずはトランジションでスコアされないこと、ペイントで簡単に点を取られないこと」。サイズ面で不利とされる日本において、まずはインサイドを守り、そこから相手の3ポイントを消していく守備を志向するという。

 特に世界相手に苦戦するリバウンド面については「日本にとって簡単ではない」と認めつつ、「ポゼッションで上回るにはスティールを奪い、相手のターンオーバーを誘うことも重要」と強調。守備面でのキーマンを問われると、特定の名前を挙げることはせず、「ディフェンスは全員が機能しないと成り立たない。機能したときに初めてチームワークが生まれる」と強調。今後、ディフェンス面においては吉本ACと議論を重ねながら具体策を練っていく構えだ。

 初陣は2月26日と3月1日に沖縄サントリーアリーナで行われるFIBAワールドカップ2027アジア地区予選Window2の2連戦となる。チームで追い求めていくのは“ミスの少ないバスケット”だ。「いかにターンオーバーを減らし、良いシュートで終われるか。それができれば、ディフェンスでも有利に立てる」。攻守のつながりを重視する姿勢を示した。

 桶谷HCが掲げる“最強の布陣”と“最高の一体感”は、どのような形でコート上に表現されるのか。沖縄での初陣が、その第一歩となる。

男子日本代表の関連記事

日本の関連記事