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男子日本代表・新体制の真意とBリーグ初ドラフト総括…島田慎二氏「ハードルが高くていい」

「島田のマイク」第274回目が配信
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 2月12日、島田慎二氏(JBA会長/Bリーグチェアマン)のポッドキャスト番組『島田のマイク』第274回が配信。バスケットボール男子日本代表の新体制や、1月開催のBリーグ初ドラフト会議『B.LEAGUE DRAFT 2026』などを振り返り語った。

■男子代表新体制、キーワードは「チームとして戦う方向性へのシフト」

 2月3日、日本バスケットボール協会(JBA)は男子代表のトム・ホーバス氏とのヘッドコーチ(HC)契約終了と新コーチングスタッフを発表した。桶谷大HC(琉球ゴールデンキングスHC兼任)を筆頭に、アシスタントコーチ(AC)には吉本泰輔氏(デンバー・ナゲッツ傘下のグランドラピッズ・ゴールドAC)、ライアン・リッチマン氏(シーホース三河HC)が就任。公式戦初陣は2月下旬、沖縄サントリーアリーナで開催する『FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選』Window 2となる。

 新体制への転換について島田氏は、JBA強化委員長の伊藤拓摩氏(長崎ヴェルカ代表取締役社長兼ジェネラルマネージャー)のビジョンが出発点だと明かした。世界バスケのトレンドが進化していく中、従来のHCに全権を委ねるスタイルから、チームとして戦う方向性へシフトする必要性があり「総合的にクオリティを上げることで、(勝利の)確率を上げていく」と、島田氏は解説した。

 トム・ホーバス氏については「何か責めに帰するようなものがあったわけでも全くなく」と強調し、HC主体を得意とするホーバス氏と組織主体となる今後の方向性の違いであったことを明確にした。桶谷大HCを選んだ理由については、琉球での実績とチームマネジメント能力が決め手だという。

■初開催のBリーグドラフト。「当日を迎えた時には感無量だった」

 番組後半では、1月の『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI』や、Bリーグドラフトなど、怒涛のイベント日程を振り返った。

 特に1月29日に開催の第1回Bリーグドラフト後、島田氏がnoteで「11名の指名はかなりポジティブ」と発信したことに対し、108人のエントリー候補者中約1割の指名にとどまったことからネット上では疑問の声が上がっており、改めてその意図について説明した。

 ドラフト本番までに、全クラブユースとのバランスや報酬の調整という基礎設計を約3年前から進め、2025年9月からエントリー受付、2026年1月には選考イベント『Bリーグドラフト2026コンバイン』実施といった過程があり「当日を迎えた時には、個人的には感無量だった」と島田氏は想いを吐露。

■指名人数11名に「悲観する必要はない」。プロの門は高くていい

 指名人数については、ドラフト前に有望選手がプロ契約を結んでいた点を踏まえて「悲観する必要はない」と評価する一方「段取りどうするのかというイベントとしての改善はありつつも、(指名されることは)一定ハードルが高くていいと思っている」と述べ、新B1のB.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)では代表クラスの選手もプレータイム獲得が不確実なほどの競争環境となっていくことから、高い登竜門であることの意義を伝えた。

 またドラフトで指名されなかった選手にも「プロになるというのは、切り替えが大事」と、さらなる高みを目指すためのメンタリティの重要性についてメッセージを送ったと明かした。

 今回のエピソードでは、長崎オールスターが会場入場者数は3日間で1.5万人強、出島メッセなど外部会場を含めると3万人以上が来場した手応えなどについて語った。

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