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【男子U18日本代表】アメリカでプレーするベネディクト研一郎「ガードでプレーしてきた強みを生かしたい」

男子U18日本代表に選出されたベネディクト研一郎[写真]=小沼克年
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 男子U18日本代表は、9月開催の「FIBA U18アジアカップ2026」に向け、2026年3月30日から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)にて第3次強化合宿を実施。同合宿がメディアに公開され、練習後には片峯聡太ヘッドコーチをはじめ、選手たちが取材に応じた。

 同代表は「FIBA U18アジアカップ2026」を前に、4月4日からドイツ・マンハイムで開催される「第31回アルベルト・シュヴァイツァートーナメント」に出場する。今回、マクミランアレックス(県立沖縄水産高校)、白谷柱誠ジャック福岡大学附属大濠高校)ら、世代のトッププレーヤーが招集された。

 そんな中、セント・ジョージズ・スクール(アメリカ・ロードアイランド州)に所属し、2月にNBAとFIBAが主催する若手有望株のためのキャンプ「第10回 Basketball Without Borders(BWB)オールスターキャンプ」に、日本から唯一選出されたベネディクト研一郎が招集された。2023年に「FIBA U16アジア選手権大会」、2024年には「FIBA U18アジアカップ」にも出場し、各世代で代表経験を持つベネディクトは、196センチの身長ながらボールハンドリングにも長けたスモールフォワードだ。

 U18日本代表の経験について「とても素晴らしい経験ができていると感じています。前回のU18の活動では残念ながらワールドカップの出場権を獲得できなかったのですが、今回そのリベンジのチャンスをもらえたことを光栄に思っています」と意気込みを語った。

 日本では祖父母の家に滞在し、練習がない日でもスキルワークアウトやトレーニングを実施しているというベネディクト。オフには都内を散策しているといいリラックスした様子もうかがえる。「礼儀正しさは本当に素晴らしい文化だと思います。バスケットボールでも自己犠牲精神というか、自分にチャンスがあっても仲間にパスしチャンスを作るのが素晴らしいと思います」と、日本代表の活動を通じて“日本らしさ”を感じた様子を見せた。

 日本代表での自身の役割については「ボールハンドラーを託されています。僕の強みはサイズとボールをハンドルできる能力です。日本でプレーすると僕のサイズではリム回りのセンターやパワーフォワードのポジションになりますが、アメリカでずっとやってきてガードとしてプレーできる環境があったので、この強みを生かしていきたいです。このチームで片峯HCの求めることに応えていきたいです」と、自身の強みを生かしてチームプレーで貢献する姿勢を見せた。

 自身の目標をNBAと定めるベネディクトは、「NBAにたどり着くまでに、どのようなアプローチをしていくかは日々考えています。現状でNCAA(全米体育協会)のディビジョン1の学校といくつか話していますが、まずはこのU18アジアカップで活躍してチームを勝たせ、どの学校で自分を成長できるか選手として判断したいと思います」と、ビジョンを語った。

 参考にしている選手を問われると、日本人では八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)と富永啓生レバンガ北海道)、NBA選手ではカワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)の名を挙げ、「八村選手と富永選手のコート上で不安を見せないメンタリティは見習うことが多いです。カワイは僕のロールモデルです。コートでの振る舞いも日本人らしさを感じて、寡黙ながらハングリーに仕事をこなす姿がとてもいいと思います」と、自身に影響を与えている選手を明かした。

「アメリカの僕らの世代では、1対1が主流のハイライトメーカーのようなバスケットボールがスタイルなのかなと感じています。でもこのチーム(U18日本代表)だと全員がシュートを打てるし、チームバスケットボールでクリエイトできるのですごくいいと感じています」

 高いスキルを持つベネディクトがチームバスケットボールで輝き、チームを勝利に導くことができるか。その活躍に熱視線が向けられる。

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